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オープンした『コトクリエ』大和ハウスグループ みらい価値共創センターを見てきた!

出展:大和ハウスグループ みらい価値共創センター

大和ハウス工業は、奈良市西九条にグループの新たな研修施設となる〈大和ハウスグループ みらい価値共創センター〉2021年10月1日に開所しました。愛称は「コトクリエ」。奈良県は、大和ハウスグループ創業者である石橋信夫氏のゆかりの地で、同グループは、創業100周年にあたる2055年に売上高10兆円を目指しており、創業者の精神を体現できる”人財”育成の一環として、地域住民と新しい価値を創出できる研修施設の開所にいたりました。

【出展元】
大和ハウスグループ みらい価値共創センター
研修施設「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」を開所します

 

 

出展:大和ハウスグループ みらい価値共創センター




大和ハウスグループ みらい価値共創センター『コトクリエ』の立地は、同グループの奈良研修センター跡地および奈良工場の一部敷地で、2019年7月に着工し、2021年6月に竣工、同年10月に開所しました。従前の研修センターの約3.5倍の延床面積を有し、先進的な設備・体制を取り入れた、DX技術、SDGs対応の仕様とデザインによる次世代研修センターとなっています。国内外の人々が利用することを想定し、祈祷室や、性別に依存しないオールジェンダートイレなど、ダイバーシティ対応の設備も整えられました。

デザイン監修はイノベーションセンターの設計実績が豊富な気鋭の建築家、小堀哲夫氏がデザインが手掛けており、建物の基本計画およびデザインを小堀哲夫建築設計事務所が担当しました。

 

 





大和ハウスグループ みらい価値共創センター『コトクリエ』は、子どもたちから大人まで、あらゆる世代が共に学び、考え、成長する場。みらいの価値を共創する人財(みらい価値共創人財)を社会と共に育む場。それがみらい価値共創センターです。国際的で多様性に富んだ人財(材)の育成を目的としており、グループの社員教育に加え、異業種企業や研究機関との「共創」や地域の子どもたちとの「共育」といった幅広い活動を予定しています。

 

 



みらい価値共創センターの愛称である「コトクリエ」は、『コト』と『コ・クリエーション』が組合された造語です。『コト』には、かつての都を表す『古都』、また多種多様な人々をあらわす『個と』、そして未来を担う人財をあらわす『子と』といった様々な意味を持たせています。

 

 

 



敷地南東に設置した愛称銘板は、見る向きによって愛称やロゴが現れる仕掛けとなっており、「ものごとを片方だけからみるな」という創業者 石橋信夫の教えを表しています。

 

 

 

 

日本の建築デザインでは珍しい有機的な外観が目を引きます。コトクリエの計画地での発掘調査では平城京の住居跡などが多数発見されました。コトクリエは当時の土地の記憶を建物内外のデザインに反映しており、時代の記憶と地盤が隆起したイメージをデザインしています。

 

 

 

 


出展:大和ハウスグループ みらい価値共創センター

また、室町時代、身分の違う人たちが集まり車座になって議論した場所は「会所」と呼ばれていました。現代における会所とはどうあるべきか。また、創業者 石橋信夫の故郷である「吉野の森」の豊かな生態系をイメージし「森の会所」を施設コンセプトとしました。建物内は、風・太陽・水を感じる各エリアで構成されており、「21世紀は『風と太陽と水』を事業化すべき」という創業者の言葉を3つのゾーンで表現しています。

 

 

 

 

出展:大和ハウスグループ みらい価値共創センター

「コトクリエ」内の「太陽のホール」。吉野杉など奈良県産の木材を使用し、森の木々に囲まれているような空間です。

 

 

2022年7月の様子


オープンしてら「いつか見てみたい!」と思っていた『コトクリエ』。念願かなって晴れの日に見に行く事が出来ました!!
『コトクリエ』は、地盤が隆起した様なアースカラーの建物の上に、楼閣を彷彿とさせる消し炭色の建物が乗っかっている様な、比喩表現が難しい凄いデザインです。

 

 

 


興奮を抑えつつ、建物の周囲をグルリと廻ってみました。

 

 


南東角にある大和ハウス工業のロゴマークのオブジェです。ツヤツヤしていて映える印象です。

 

 

 

 


庭園の様子です。巨大なG・・ではなく、芝刈りロボットが放し飼いにされていました。

 


近くで見るとメチャクチャSF的なデザインです。

 



庭園から中庭に繋がる通路の様子です。館内は予約者した人だけが入れる感じだったので中には入らず、公開敷地から外観を撮影するだけにしました。

 

 


コトクリエのメインエントランス付近の様子です。

 

 


いままでに見た事が無い・・有機的で不思議なデザインに圧倒されました。

 


北東側から見た様子です。東側はクルマ寄せスペースとなっています。

 

 


北側から見た様子です。激しく屋上緑化されています。

 

 


北西から見た様子です。このアングルがかっこ良かった・・・。

ザハハディド氏の様な有機的なデザインに、藤森照信氏が手掛けた「多治見市モザイクタイルミュージアム」の様な植栽を加えた様な・・。とにかくぶっ飛んだデザインで面白いです。

 

 


西側から見た様子です。

 


この辺りから見ると、楼閣部分の形状が分かりますね。

 

 


初めて訪れた『コトクリエ』。奈良にこんな凄いデザインの大規模建築があるとは・・。クルマがないとアクセスしづらい立地なので県外の方は中々来られないかもしれませんが、足を伸ばす価値がある凄い建物だと思いました。

いつか、機会があれば館内をジックリ見学して見たいです。

 

 

施設概要

 



名称:「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」
愛称:「コトクリエ」
デザインコンセプト:風・光・水を採り入れた自然を感じる研修施設

開館時間 : 9:00~18:00
休館日 : 年末年始(12月31日~1月3日)および土日祝
※その他保守・点検日および当施設が定める休業日

所在地:奈良県奈良市西九条町4丁目1-1
階数:地上4階建て
建物高さ:19.66m
主用途:ホール・研修室・宿泊施設 等
研修室:140名、120名、60名×2室、24名
宿泊者数:最大288名(宿泊ブース212名、宿泊個室60名、多目的個室16名)
敷地面積:18,251.37m²(5,521.03坪)
建築面積:7,121.24m²(2,154.17坪)
延床面積:17,048.07m²(5,157.04坪)
建築主:大和ハウス工業
基本計画・全体監修:小堀哲夫建築設計事務所
設計・施工:大和ハウス工業・フジタ
着工:2019年07月
竣工:2021年06月
開所日:2021年10月1日

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