大和ハウス工業と日鉄興和不動産は2026年2月6日、両社が共同で開発する分譲マンション「プレミストタワー大分」の概要を発表しました。
本物件は、JR大分駅北口で進行中の「末広町一丁目地区第一種市街地再開発事業」の中核となるタワーマンションで、2026年2月7日にモデルルームをオープン、同月下旬に販売開始予定です。
大分県内最高層、駅前再開発の“顔”となるタワー
「プレミストタワー大分」は、JR大分駅北口から徒歩2分という立地に建設される、地上27階・地下1階、高さ約98mの分譲マンションです。この高さは大分県内最高層となり、駅前のスカイラインを大きく更新する存在となります。
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総戸数:217戸(一般分譲対象外53戸含む、別途管理事務室1戸)
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専有面積:50.15㎡~116.70㎡
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間取り:1LDK~4LDK
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完成予定:2027年9月
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引き渡し開始:2028年1月
低層部には商業施設が配置され、再開発により整備される街区と一体で、居住・商業・にぎわいを兼ね備えた駅前拠点を形成します。
県内初の制振タワー、眺望と安心を両立
本物件は、大分県で初めて制振構造を採用したタワーマンションです。
建物内部に高減衰ゴムなどの制振部材を配置し、地震や強風時の揺れを低減。構造体や内外装へのダメージを抑え、長期にわたり安心して住み続けられる設計としています。
また、高層階からは別府湾や大分市中心部の市街地を一望できる眺望が想定されており、立地・高さ・景観の3点が揃った物件といえます。
約20戸が「億ション」、最高価格は約2億円
注目を集めているのが価格帯です。報道によると、本物件では約20戸が1億円超となり、最高価格は約2億円に達する見込みで、**大分県内初の“2億ション”**となる可能性があります。
大和ハウス工業による事前の資料請求者分析では、
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2人世帯:約50%
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ファミリー世帯:約30%
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居住地:大分市内70%、県内15%、県外15%
とされ、地元富裕層・アクティブシニア層・県外からのセカンドハウス需要など、幅広い購買層を想定した商品設計となっています。
再開発が示す「地方都市×駅前タワー」の次段階
「プレミストタワー大分」は、単なる高層分譲マンションではなく、駅前再開発・都市更新・高付加価値住宅の融合という点で、大分市における都市構造の転換点を象徴するプロジェクトです。
人口減少局面にある地方都市においても、
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駅前立地
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再開発一体型
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高環境性能
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高価格帯の成立
という条件が揃えば、タワーマンションという選択肢が成立することを示した事例といえます。今後、同様のモデルが九州・地方中核都市へ波及する可能性もあり、その動向が注目されます。
物件概要
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物件名:プレミストタワー大分
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所在地:大分県大分市末広一丁目
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交通:JR「大分」駅 徒歩2分
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構造・規模:RC造(一部S造) 地下1階・地上27階
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高さ:約98m(大分県最高層)
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売主:大和ハウス工業、日鉄興和不動産
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設計・施工:株式会社フジタ
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管理:大和ライフネクスト(予定)
出典・参考資料
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大和ハウス工業/日鉄興和不動産 プレスリリース(2026年2月6日)
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日本経済新聞(2026年2月6日)
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OBS大分放送 報道(2026年2月6日)



