京都マルイは、京都市下京区の四条河原町交差点にあるファッションビルです。2010年8月に四条河原町阪急が撤退した事を受け、同店跡地にマルイが進出を表明。2011年4月に、神戸マルイ、なんばマルイに次ぐ関西地区で3番面の店舗としてオープンしました。ちなみに7・8階には阪急商業開発が展開するレストラン街「モザイクダイニング四条河原町」があります。商業施設面積は約8,700m2の規模です。
店舗外観は京都のイメージを考慮して、木目の格子をイメージした薄茶色となっています。結構無難にまとめられた印象ですが、これは中々良い仕上がりではないでしょうか。また、四条河原町阪急の象徴だったビル1階正面入口に掲げられている「世界地図」はマルイになっても残されました。
河原町阪急は撤退しましたが、その向かいには阪急の商業ビル「コトクロス阪急河原町」が建設されました。規模は敷地面積 約640m2、延床面積 約4,400m2、賃貸面積 約3,000m2です。
四条河原町阪急の跡地に出店した京都マルイ。これでマルイは神戸、大阪、京都の三都全てに拠点を持つ事になりました。マルイが出店したこのビルは百貨店の業態で考えるとあまりに狭過ぎで、阪急が撤退したのは仕方が無かったと思います。だた、後継として出店したマルイにとっては規模、立地とも最高の物件だったのでは無いでしょうか。商業集積が進む京都駅界隈との競争が激化し、その影響が危惧されている四条河原町界隈。今回の京都マルイの出店やその他のプロジェクトをバネに、なんとか巻き返しを図って欲しい、そう思いました。
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外観の色合いも、以前より明るくなった感じで、けっこういいんじゃないでしょうか?
マルイもいい物件に出店できたものですね。神戸となんばは新しく建設された店舗ですが、この京都マルイはリノベーションで開店したケースになりました。
JR京都駅周辺に人の流れがシフトしつつある中、昔からの繁華街である四条河原町界隈もここでひとつ奮起して、活気を取り戻して欲しいものです。