旧大阪中央郵便局跡を中心とした再開発、梅田三丁目計画の見せ場の1つ、「旧局舎の保存箇所」が曳家工法を用いて場所が移動しました。上の写真のグレーの直方体が「旧局舎の保存箇所」です。2020年11月8日に撮影しました。
「旧局舎の保存箇所」は、4台のトランスポーターに載せられて移動しました。
こちらが移動した「旧局舎の保存箇所」です。これだけ大きな構造物の曳家を大阪都心で見る事になるとは・・!
アップで見た様子です。既にトランスポーターから下ろされ所定の場所に設置された様子です。単純に東西に移動下だけで無く、向きまで変わっている事に驚きました。
新ビルの商業施設の中心部には4層吹抜けのアトリウムが設けられ、旧局舎の一部(かつてのロビー部分を含む正面側)をアトリウムに保存・移設し、一体的な活用を行うことで感動的な空間が創出されます。保存箇所が実際にどのような感じで再登場するのか?は新ビルのオープンまでお預けですね。
鳩山邦夫先生が1933年吉田鉄郎設計の東京中央郵便局は歴史的価値が高い
モダニズム建築の傑作で、重要文化財としての保存を要望したが、
某ワイドショーは駄作だとして罵声をあびせバカにしていた。
新ビル竣工時の姿、この部分もどうなるか楽しみです。