【再開発の卵】『曽根崎 2 丁目計画』は大阪日興ビル・梅田OSビル・梅田セントラルビルの3棟を集約した大規模再開発に発展!現地の最新状況 25.07

阪急電鉄・阪神電気鉄道・阪急阪神不動産は、平成ビルディング株式会社を含む 4 社間で、大阪市北区曽根崎 2 丁目所在の梅田OSビル・大阪日興ビル・梅田セントラルビルの共同建替を行う「曽根崎 2 丁目計画」について、今後、具体的な検討を協力して推進していくため、基本協定を締結したと発表しました!

【出展元】 曽根崎2丁目計画(梅田OSビル・大阪日興ビル・梅田セントラルビルの共同建替計画)に関する基本協定の締結について

 

計画地は、大阪梅田エリアに位置しており、大阪メトロ東梅田駅に直結しているほか、大阪メトロ梅田駅 及び阪神大阪梅田駅から徒歩約 4 分、JR大阪駅から徒歩約 7 分、阪急大阪梅田駅から徒歩約 8 分でそれぞれ アクセスできるなど、非常に交通利便性の高い立地です。

再開発は、梅田OSビル・大阪日興ビルに加え梅田セントラルビルが参加して3 棟のビルを一体で建て替えることで、 概ね 3,000㎡の敷地を確保する事となり、メインストリートである御堂筋沿いに、シンボリッ クで視認性の高いビルを開発することが可能となります。

阪急阪神ホールディングスグループでは、2022 5月に発表した「梅田ビジョン」に基づき、大阪梅田エリア における保有資産のリノベーション(建替等)を連続的に行い都市空間の魅力を向上させ、それにより同エリ アを「国際交流拠点」とすることを目指しています。 今後は、立地の良さ等を活 かして、オフィス機能の導入をはじめ具体的な活用方について検討を進める方針です。

 
名称 梅田OSビル 大阪日興ビル 梅田セントラルビル 合計
敷 地 面 積 933.98 ㎡ 1,278.40 ㎡ 873.31 ㎡ 3,085.69 ㎡
延 床 面 積 9,387.65 ㎡ 13,148.41 ㎡ 9,582.31 ㎡ 32,118.37 ㎡
階 数 地上 19 階地下 2 階 地上 10 階地下 3 階 地上 12 階地下 4 階
竣 工 年 1974 年 1972 年 1964 年
所 有 者 土地:オーエス㈱ 建物:阪急電鉄㈱ 阪急電鉄㈱ 67% 阪神電気鉄道㈱ 33% (信託受益権者) 平成ビルディング㈱ (信託受益権者)
 

これまでの経緯

阪急阪神ホールディングスは、以前から御堂筋沿いにある「大阪日興ビル」と「梅田OSビル」の一体開発を検討していますが再開発に向けた動きが出てきた様です。

建設ニュースが伝える所によると、大阪日興ビルのテナントの退出が進んでおり、「SMBC日興証券」の大阪支店は、202199日に 「梅田阪急ビルオフィスタワー」の25階に移転する予定で、休館中の「梅田OSホテル」は、遅くとも2021年度末までに営業を終える予定との事です。


阪急阪神ホテルズが第一ホテル東京シーフォートなど6ホテルの営業を順次終了。大阪新阪急ホテルは2024年度末頃に閉鎖へ


2025年7月の様子


現地の様子です。前回の取材が2025年3月だったので、約4ヶ月振りの撮影です。



南西側から見た様子です。


大阪日興ビルの様子です。テナントの退去が完了し、解体工事が本格的に始まりました。


梅田OSホテル(写真右)の解体工事が進み、かなり小さくなってきました!

 


少し引き気味で見た様子です。想像していたよりも大規模なビルになりそうで、完成が楽しみです。


最後は、さらに引き気味で撮影した周辺の様子です。新ビルの高さが何mになるかはまだ不明ですが、ぜひ130m程度までは到達してほしいところです。

2025年3月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年12月だったので、約3ヶ月ぶりの撮影です。」



西側から見た様子です。梅田OSホテル(写真右)の解体工事が順調に進んでいます。​テナントの退去が進み、大阪日興ビルにある「喫茶サンシャイン」が、現店舗での営業を2025年4月15日(火)をもって終了。これから一気に再開発が動き出す見込みです。


北西側かえら見た様子です。

 


撮影ポイントを変えて、東側から見た様子です。


さらに引き気味で見た、計画地周辺の様子です。

2024年12月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年8月だったので、約4ヶ月振りの取材です。


南西側から見た様子です。梅田OSホテル(写真右)の解体工事が進んでいますが、大阪日興ビル(写真中央) 梅田セントラルビル(写真左)の解体工事はまだ始まっていません。



西側から見た様子です。2023年5月に曽根崎 2 丁目計画(梅田OSビル・大阪日興ビル・梅田セントラルビルの 共同建替計画)に関する基本協定の締結についての発表がありましたが、現時点、再開発の内容は明らかになっていません。



最後は北西側から見た、計画地の様子です。『曽根崎 2 丁目計画』は容積率緩和などの手続きを進めるため時間が掛かっており、想像以上な大規模開発になるのでは・・?と前向きな妄想をしています。新ビルの詳細発表を期待して待ちたいです。

2024年8月の様子


曽根崎 2 丁目計画は、東梅田に所在する、梅田OSビル・大阪日興ビル・梅田セントラルビルを共同で建て替える再開発計画です。敷地面積は約3,000㎡で、新たな超高層ビルの建設が予想されています。

 



現地の様子です。前回の取材が2023年6月だったので、約1年2ヶ月ぶりの撮影です。久々に現地を取材すると、梅田OSビルの解体工事が始まっており、解体足場が姿を表し始めていました!

2024年6月17日より解体工事がスタートしており、2025年12月27日に解体完了を予定している。梅田セントラルビル、大阪日興ビルも順次解体工事が進められるものと思われる。

 



梅田OSビルの様子です。現地に掲示されていた労災保険関係成立票によると、工事期間は2024年6月17日〜2025年12月27日まで。注文者は阪急電鉄、解体工事は三同建設が担当しています。

 


大阪日興ビルの様子です。入居テナントの退去が進み、塔屋看板が白紙になりました。まもなく解体工事が始まると思われます。


真正面から見た、大阪日興ビルの様子です。


最後は計画地を北西側からみた様子です。一番北側に位置する梅田セントラルビルは、まだ目立った動きが見られませんでした。

2023年6月の様子



現地の様子です。先日の発表で梅田OSビル・大阪日興ビルに加え梅田セントラルビルが参加して3 棟のビルを一体で建て替える事が明らかになりました。

 


梅田セントラルビルの様子です。

 



真正面から見た様子です。こうやって見ると、かなりの面積がある事が解ります。


最後は南西側から見た様子です。

2021年8月の様子


「大阪日興ビル」と「梅田OSビル」についてはかなり以前から一体開発が噂されていましたがようやく動きが出てきました。現地は商業地域で、法定容積率800%、建ぺい率は80%となっています。2棟の敷地面積を合計すると約2200㎡ほどになるので、高さ80〜100m程度の高層ビルが建設される可能性があります。

※2021年時点の情報を元にしたコメントです。

 


大阪日興ビルの様子です。地上10階建て、延床面積:約1.3万㎡で19729月に竣工しました。

 


梅田OSビル(梅田OSホテル)の様子です。地上19階建て、客室数283室で197410月に竣工しました。


最後は東側から見た様子です。