【再都市化ナレッジデータベース】←新規情報やタレコミはこちらのコメント欄にお願いします!

【再開発の卵】大阪メトロ・南海のコラボ計画「難波千日前建物解体工事」現地の最新状況 23.11



難波駅東側のなんさん通沿いで、南海電鉄と大阪メトロが共同で再開発を計画しています。不動産・建設の総合メディア「建設ニュース」が伝える所によると、両社は旧・三菱UFJ銀行難波駅前支店が入居していたビルの土地を取得したとの事です。現地では、行われています。工事名は「難波千日前建物解体工事」、発注者は南海電、解体工事は南海辰村建設が担当。労災保険関係成立票によると解体工事は2021年11月から2022年9月末までとなっています。

【出展元】
建設ニュース>大阪・なんばの土地を取得/既存建物の解体工事が始動/南海電気鉄道と大阪メトロ

『難波千日前地区地区計画』南海と大阪メトロの共同開発、容積率1600%に緩和、難波センタービル等を高さ100m程度の超高層複合ビルに建替えか?



 

 

2023年11月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年9月だったので、約2ヶ月振りの撮影です。



西側から見た様子です。大阪市は20231025日に『難波千日前地区地区計画』について、大阪都市計画地区計画の計画書(原案)を公表しました。対象地区は「三菱UFJ銀行難波駅前支店跡」や「難波センタービル」がある一帯で、再開発が行われるA地区の面積は約0.7ha(なんさん通りを含んだ面積)、指定容積率600%を1600%に緩和し、土地の高度利用と複合的な都市機能の集積を図られます。

 

 



新ビルの主用途として、業務、商業、文化・エンターテイメント、宿泊等の機能を導入。施設内にエリアマネジメント団体の活動拠点及び観光案内所を整備。低層部は、商業施設等を配置、にぎわいと界隈性のある一体的なまちなみを形成。高層部に、高規格な宿泊施設を導入。新たなラグジュアリーホテルの誕生が期待されます。

 


難波センタービルの様子です。今のところ、新しい動きは見られませんでした。

 


最後は計画地付近を南西側から見た様子です。

2023年9月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年6月だったので約3ヶ月ぶりの撮影です。


西側から見た様子です。旧ビルの解体が完了して広々としています。


隣接する難波センタービルの様子です。外看板が全て取り外され「のっぺらぼう」な外観となっています。


こちらのビルとの一体開発を期待したい所ですね。


最後は南西側から見た様子です。

2023年6月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2023年2月だったので、約4ヶ月振りの取材です。


北西側から見た様子です。仮囲いの外から見た限りでは、変化点は見られませんでした。


西側から見た様子です。


南西側から見た様子です。

 



隣接する難波センタービルの様子です。以前に足場か組まれていたので、建て替え再開発されるかも?と思いましたが入居していたテナントのサイン類が撤去されただけで、建替えに向けた動きではありませんでした。

 


真正面から見た様子です。

 


基壇部の様子です。

 


最後は計画地付近を南側から見た様子です。

2023年2月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年11月だったので、約3ヶ月振りの取材です。

 


西側から見た様子です。旧ビルの解体工事が終わりヒッソリとした感じでした。

 

 


北西側から見た様子です。仮囲いの外から見た限りでは、変化点は見られませんでした。

 



隣接する難波センタービルの様子です。前回取材時に足場か組まれていたので、建て替え再開発されるかも?と思いましたが入居していたテナントのサイン類が撤去されただけで、建替えに向けた動きではありませんでした。

 


難波センタービルを真正面から見た様子です。

 


基壇部の様子です。

 


最後は南西側から見た様子です。

 

2022年11月の様子



これまで南海電鉄と大阪メトロが共同で再開発を計画してる『旧・三菱UFJ銀行難波駅前支店が入居していたビル』の解体工事を追跡取材してきましたが、隣接する難波センタービルでも動きがありました。取材すると、なんと解体足場が組まれているではありませんか!

 

 


難波センタービルには、なんばロフト、タワーレコード、無印良品が出店しましたが何れも閉店しており、なんばエリアで再オープンを予定しています。都心の一等地にある商業ビルのテナントが一気に移転するのは珍しいです。

 

 


真正面から見た様子です。難波センタービルは、8階建て、延床面積:9,548.71㎡の商業ビルで2001年に竣工しました。

 

 


主要テナントが抜けた直後に足場にが組まれたので、再開発されるのは間違いなさそうです。

 



ビルオタとして気になるのは、先に解体された隣接地との関連性です。難波センタービル跡と一体的な開発になるのであれば、それなりの規模のビルが建てられそうです。

 

 



新しい動きが見え始めた、なんさん通り沿いの再開発。難波センタービルと一体開発されるかは不明ですが、大阪メトロの豊富な資金力にモノを言わせて、一気に大型ビルを建てる・・のかも知れませんね。非常に注目度の高い計画なので、追跡取材を続けたいと思います。

 

 

2022年9月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年6月だったので、約3ヶ月振りの取材です。

 

 


西側から見た様子です。旧ビルの解体がメチャクチャ進んでいて驚きました!

 

 


最後は南西側から見た様子です。現在の所、詳細は不明ですが、事業者から計画概要が発表されるかもしれませんね。

 

2022年6月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年4月だったので、約2ヶ月振りの取材です。
建物全体が解体足場に覆われていました。

 

 

 


真正面から見た様子です。

 

 

 

 


最後は南西側から見た様子です。

 

 

2022年4月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2021年12月だったので、約4ヶ月振りの取材です。

 


北西から見た様子です。ビルの正面左下に大きな穴が空けられており、内部で解体工事が行われている事が伺えます。

 

 

 

 


真正面から見た様子です。写真右側の小さなビルも再開発に参加するのでしょうか?

 

 


最後は南西側から見た様子です。

 

 

 

2021年12月の様子

現地の撮影時に派内装解体工事が行われていました。現地には南海電鉄と大阪メトロの連名で広告看板が掲示されていたので、本計画は両社の共同プロジェクトになる可能性が高いです。

 

 

西側から見た様子です。敷地面積は約750㎡ほどと狭く大規模な再開発ではありません。

 

 

 

ちなみに、計画地前の「なんさん通」は2025年を目処に歩行者空間化が計画されており、数年後には上のイメージの様な通りに生まれ変わります。

 

 

最後は現在のなんさん通りの様子です。

8 COMMENTS

アリー my dear

難波センタービル、今後どうなるのでしょうか? 動向が気になります。

マーライオン

昨日(2022年11月18日)に近くまで行ったので標識を見てみたのですが、難波センタービルの足場は看板撤去工事で工期は12月31日までとなっていました。
残念ながら一体での再開発にはならなさそうです。

七味

隣の小さいビルも囲われてるのですね。

難波センタービルも全部立ち退きですからいよいよまとめて再開発ですかね。

マーライオン

隣の難波センタービルに入っているロフト・無印良品・タワレコが2022年10月10日に閉店すると発表になりました。
まとめて再開発かな。

アリー my dear

昨日この現場を見たのですが、もと銀行だったこのビルは大半が解体されて次に隣の4階建てビルも解体が始まっていました。

ぽり

あけましておめでとうございます。昨年は急に5つの輪や、梅田のクローバーなどの物件が重なり、今もパケ死状態ですのでコメントは久しぶりです。
解体が始まる物件ですが、旧三菱銀行難波支店建設時に、難波片江線計画の境界の為、他のビルと向きが違っておりビルの奥側も三角形の空き地が空いていますね。
このビルの建設時にnambaなんなんの電気設備や空調設備を地下に設置協力しているため、大阪地下街の株主の南海と大阪地下街の親会社の大阪メトロとしては、是が非でも取得しておく必要がありました。
南側の関電不動産の難波センタービルも地下にはnambaなんなんの設備とテナントの納品スペースとなっています。
ps.ジャンカラが入居しているビルですが、ロッククライミング方式でのビル清掃や風力発電、大型橋梁などの点検作業を行う大手が設立時に最初に仕事をもらったのがこのビルですね。

神奈川県人

二つの会社が手を取り合って協同で再開発をするのは大変素晴らしいです。
この開発を機に、大阪メトロ千日前線と南海汐見橋線も協同で開発を特に
汐見橋駅=桜川駅と駅前に敷地が有る木津川駅も商業施設や何かを作って
欲しいと切に願っております。田舎の地方電鉄駅ならいざ知らず、難波駅にも近いので
絶対に人が来るので再開発をするべき所です。頼むから発展してくれ、汐見橋、木津川エリア~~!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です