関西空港を運営する関西エアポート社は2023年3月22日付けのニュースリリースで、2023年夏ダイヤ(3月26日~10月28日)の運航計画を発表しました!
国際線の旅客便(週658便)と貨物便(週211便)を合わせた総運航便数は9月のピーク時に週869便を見込んでおり、コロナ禍で落ち込んだ航空需要がV字回復を果たしつつある事が明らかになりました。2019年同期比55%で回復となっています。旅客便の週658便は、2019年夏期比で回復率46% (中国除く70%)となっています。
【出展元】→2023年 夏期スケジュール 国際定期便は週869便 ~国際旅客便 中国方面を除き19年比 7割の回復~
国際旅客便は、見通しが不透明な中国方面を除く便数として、週658便を見込んでいます。その内、香港・マカオ方面はグレーターベイ航空(HB)の新規就航等により週100便(19年比81%)、韓国方面は週252便(19年比72%)、台湾方面は週98便(19年比73%)と、これら3方面が回復を牽引しています。今後の日本への団体旅行が解禁されていない中国路線が回復のカギを握りそうです。
長距離路線については、ヨーロッパ方面において、フィンランド航空(AY)がヘルシンキ線を週3便、ルフトハンザドイツ航空(LH)がミュンヘン線を週3便で復便し、北米方面においては、エア・カナダ(AC)がバンクーバー線を週4便で復便。その他の方面においては、バティックエアーマレーシア(OD)やタイベトジェット(VZ)など2022年冬期スケジュールにおいて新規参入した航空会社が、引き続き運航する予定です。また、国際貨物便数は週211便で夏期スケジュールとして過去2番目の便数となりました。
国内旅客便は、2019年の神戸空港の発着枠拡大を受けた増便や、コロナ禍におけるピーチアビエーション(MM)の関西空港での就航路線拡大等もあり、3空港合計の1日あたりの便数は294便と2019年夏期実績(288便(ピーク時))を上回る便数規模となりました。
なお、国際旅客便におけるLCC便数は週335便となり、国際旅客便のおよそ5割がLCC便となっております。関西空港の国内旅客便に占めるLCC便数は、1日42便となり、全体の約6割がLCC便数となっています。
私の最大の関心ごとの一つを取り上げてくださって、ありがとうございます。
これから中国便が大幅に増えてくると思われるので、週1000便も現実的な数字になってくるかと考えています。
あとはリノベーション後の店舗発表が待ち遠しいところですね。