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大阪関西万博『カナダ館』テーマは再生=リジェネレーション(Regeneration)、外観デザインは“氷”がモチーフ!



カナダ政府の担当者らが2023年10月30日、大阪・吹田市の国立民族学博物館で記者会見を開き、2025年大阪・関西万博に出展するパビリオンの概要を発表しました!

テーマは「再生=リジェネレーション(Regeneration)」。「再生」をテーマに自然や気候変動への取り組みなどを紹介します。建物の外観デザインは“氷”がモチーフ。カナダの冬の厳しい寒さで凍っていた河川の氷が、春の訪れとともに徐々にとけ出す様子をモチーフに自然や社会が再生し成長する様子を表現しています。担当者は「カナダ特有の独創性と創造性を結集した」と自信を示しました。

【出典元】
Le Canada dévoile le concept de son pavillon pour l’Expo 2025 d’Osaka – Kollectif
Expo 2025 Canada – A celebration of innovation, culture & discovery
万博カナダ館 海外で部品作り建設加速 「再生」コンセプトに – 産経ニュース (sankei.com)
万博 カナダが正式に参加契約 パビリオン“開幕に間に合う”|NHK 関西のニュース

 



 

氷を表現した外観とは対照的に、パビリオン内の展示はカナダ社会の温かさや開放性などを打ち出しました。入場者は「川をめぐる旅」に出かける設定で、カナダの先端技術をはじめ、食文化や先住民文化に触れることができます。さらに、カナダの豊かな自然や気候変動への取り組みを紹介。イノベーション(技術革命)と創造性にスポットを当て、新たなビジネスが生まれる場を提供。企業関係者らが商談できるようなスペースも館内に設ける予定です。

 



カナダ館は、建設を加速させるため、カナダや英国などであらかじめ建物のパーツを日本に運び、大阪で組み立てる計画で、2024年の春にも着工し、開幕までに完成する見通しです。また、パビリオンの一部は再利用可能な部材でつくられ、環境に配慮したものになります。これは大阪関西万博のほどんどのパビリオンで取り組んでいるものです。

ローリー・ピーターズ政府代表は「パビリオンの外観は氷を表しているが、内部はカナダの温かさや前向きさを感じてもらえるものにしている。最も人気を博するパビリオンにしたい」と語りました。

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