北新地駅のホームドア



JR東西線北新地駅は、高級クラブが軒を連ねる高級歓楽街「北新地」に隣接する地下駅で、1日の乗降客数は約10万人です。歓楽街に隣接する立地の為でしょうか?2008年~2010年の3年間の間に転落事故が15件も発生しました。その為、利用客の安全対策の一環としてJR西日本の在来線では初めてのホームドアが設置され2011年3月27日より使用が開始されました。











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北新地駅に設置されたホームドアとバリケードは高さが約1.3メートル、長約140メートルで20m車7両編席に対応しています。JR東西線にはドア数が異なる4ドア通勤形の321/207系と3ドア通勤形の223系が乗り入れていましたが、今回のホームドア設置計画に伴い、JR大和路線から乗り入れてくる直通快速を3ドアの223系から4ドアの207系に車種を変更し、JR東西線の車種は4ドア通勤系に再び統一されました。









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北新地駅へのホームドア設置費用は約3億5千万円。2011年度中に北新地駅の隣の大阪天満宮駅にも設置される予定です。