
大阪メトロ(Osaka Metro)は乗客が安全・便利・快適に利用できる様に、2025年度までに全133駅に可動式ホーム柵の設置完了を目指しており、最も利用者が多い御堂筋線は、2021年度中に全駅にホームドア(可動式ホーム柵)が設置される予定です。同社は2020年10月13日付けのニュースリリースで、大阪の陸の玄関口である新大阪駅ホームドアを設置すると発表しました。工事は2020年11月〜12月にかけて行われ、2020年12月26日(土曜日)から使用を開始いました。
【出展元】
→御堂筋線新大阪駅の可動式ホーム柵の運用開始について

【当面の運用開始スケジュール(予定)】
御堂筋線 西中島南方駅(2021年1月下旬)
御堂筋線 中津駅(2021年2月下旬)
2021年1月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2020年12月だったので、約1ヶ月振りの取材です。

予定通り2020年12月26日からホームドアの使用が始まりました!

扉を閉めたホームドアの様子です。

開口部はこんな感じです。本設の案内サイン類はまだ取り付けられていません。

電車が停車中はこんな感じです。

ホームドアの使用は始まりましたが、ホームと車両の段差を縮める工事は現在進行形で行われています。上の写真は段差縮小工事前の様子です。

こちらは工事後の様子です。車両との隙間が小さくなっている事が解ります。

ホームドアの稼働が始まり高速で電車が進入してきても怖いと感じる事が無くなりました。

ホームドアの使用が始まった新大阪駅。今後は段差縮小工事やホームドアへのピクトグラムの取り付け、工事後の床面のクリーニングなどが行われ一連のリニューアル工事が完了すると思います。
2020年12月20日の様子

現地の様子です。既にホームドアユニットの設置は完了していました。

ホームを南北に見通した様子です。梅田側の天井に設けられた木目調のアクセントパネルが良い感じです。

円形の照明の様子です。

ホームドアユニットの様子です。

ズラリとならんだホームドアユニット。

新大阪駅はホーム幅がメチャクチャ広いのでホームドアを設置しても余裕があります。

一番狭い箇所でもこれだけの幅が確保されています。

三連エスカレーターにホームドアユニットを設置してもこのゆとり。開業時の先見の明のおかげです。

電車が停車するとこんな感じです。

最後はシャッタースピードを落として電車の加速感を強調してみました。26日の稼働開始を控えた、期間限定の眺めですね。
2020年10月の様子

新大阪駅の様子です。ホームドアの設置に先駆けて、かなり前から準備工事が行われていました。

ホームドアユニットを取り付けるベースの様子です。

いよいよホームドアが設置される事になった御堂筋線ー新大阪駅。大阪の陸の玄関口がブラッシュアップされる事で、遠方からの来訪者が受ける大阪のイメージが更に都会的になる事が期待できそうです。

