
JR東海道線支線地下化・新駅設置工事は、梅北2期地区西端を南北に走る東海道線支線(約2.4Km)を中央部に移設・地下化する事業で、JR西日本は、北側の先行着手工区(約310m)の施工者を錢高組・西松建設JVに決定、ついに建設工事が始まりました。新駅部を含む残る南側の区間は16年度内に工事契約を結び、22年度末の開業に向けて順次工事が進められます。
【出典元】
→大阪市HP>第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました (PDF)
→日刊建設工業新聞>北側先行工区、錢高組JVが施工/うめきた2期基盤整備に連動
→大阪駅北地区におけるJR東海道線支線地下化等について(PDF)
【過去記事】
→JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(JR北梅田駅(仮称))の状況16.07
→JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(JR北梅田駅(仮称))の状況16.02
→JR北梅田駅(仮称)の建設工事がついに動き出す!JR東海道線支線地下化・新駅設置工事が年内に始まる見通し

JR東海道線支線地下化・新駅設置工事は、うめきた2期基盤整備に連動しており、2期開発区域を対象とした土地区画整理事業と一体的に実施されます。大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎6丁目から福島区福島7丁目に至る約2・4キロで、途中、ボトルネック踏切1カ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2カ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。
地下化に伴う新駅設置事業はJR西日本が主体で延長は約830m。新駅は2面4線構造で、特急「はるか」や「くろしお」を停車させることで、関西国際空港や和歌山方面からのアクセス向上が図られます。事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円で、事業全体の完成は2022年となっています。
前回の撮影が2016年07月頃だったので約半年振りの取材です。まずは北側工区の様子です。

少し引き気味で梅北2期地区全体の様子です。重機の配列などから、新線の線形がなんとなく解る様になってきました。
JR北梅田(仮称)付近の様子です。半年前に比べると随分と賑やかになりました。
3点式パイルドライバで山留め壁を構築しています。
最後は縦アングルで見た、工区全体の様子です。


