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北大阪急行線延伸事業 ー箕面船場阪大前駅 建設工事の最新状況 23.04



北大阪急行線延伸事業は、大阪メトロ御堂筋線と相互乗り入れを行っている北大阪急行の千里中央駅から北に向けて路線を約2.5km伸ばし、途中に箕面船場阪大前駅、箕面萱野駅の二つの新駅を設置する鉄道の延伸計画です。2023年度の開業を目指して工事が進められています。総事業費は約650億円です。

【出展元】
北大阪急行>北大阪急行線延伸事業について

 

 


延伸区間は、千里中央駅~箕面船場阪大前駅間 がシールドトンネル、開削トンネル。箕面船場阪大前駅は開削トンネル、箕面船場阪大前駅~箕面萱野駅間は、開削トンネル、高架構造、箕面萱野駅は高架構造で、地下区間は1.7km、高架区間が800mとなります。

 

 


中間駅の箕面船場阪大前駅はこんな感じになります。

(仮称)箕面船場駅は、国道 423 号の東側に設置されます。 駅は地下 3 層構造で全てが地下構造物。地下3階がプラットホーム、地下2階が電気室などの設備機器室で、地下 1階は改札などがあるコンコースになります。 駅の階層(深さ)は、駅利用者の利便性を考えて地表から極力浅い位置に駅 を建設するのが望ましいですが、線路の勾配を一定角度よりも小さくしなければ電車が登れないため、千里中央駅の深さから線路をなるべく勾配の少ない 線形にする必要があり、利便性とのバランスから最下層である地下3階がプラットホームとなりました。

 



改札階は地下階で、改札階と地上とを行き来する出入口は南北2カ所となり、一つは、土地区画整理事業が行われる駅前エリアに専用の建物(昇降 口)を建築し、階段、エレベーター、エスカレーターを整備する南出入口、もう一 つは、新船場北橋東詰の角地にある既存ビル「COM2 号館」に接続します。

2023年4月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年7月だったので、約9ヶ月振りの取材です。

 

 


久しぶりに現地を取材すると駅ビル側から西側にベデストリアンデッキが伸びていました!

 


地上からデッキを見た様子です。駅部は全て地下にあるので、地上からは変化がみられませんでした(笑)

 


箕面船場阪大前駅を北に向かって進むと、この辺りで地上に出ます。

 


スラリと伸びた高架橋の奥に、終点の箕面萱野駅の駅舎が見えていました!!

 

2022年7月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2021年11月だったので、約8ヶ月振りの取材です。

 

 

 


駅部の躯体がかなり出来上がっています。

 

 


これは換気塔でしょうか・・?

 


撮影ポイントを変えて、北東側から見た様子です。駅は地下3階にあるので地上からは様子を伺い知る事が出来ません。

 

 


箕面船場阪大前駅を北に向かって進むと、この辺りで地上に出ます。

 

 


緩い上り坂で右カーブを描いた高架橋。既に線路の敷設が始まっていました!

 

 


ズームレンズで引き寄せると不思議な光景が広がっていました。。ヤシマ作戦的な何かに見えます。

 

 


最後は撮影ポイントを変えて、南西側から見た高架橋の様子です。

 

2021年11月の様子

 


現地の様子です。前回の撮影が2021年1月だったので、約10ヶ月振りの取材です。

 

 

 


南西側から見た駅部の様子です。コンクリートの躯体が姿を現し始めていました!

 

 


北西側から見た様子です。

 

 

 


メトロデッキの隙間から見た内部の様子です。

 

 


北東側から見た様子です。写真のメトロデッキの地下に駅が構築されています。

 

 


南東側から見た様子です。

 

 


北側の様子です。線路はこのあたりで地上に出てきます。

 


最後は箕面萱野駅方面に伸びる高架橋の様子です。

 

2021年1月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2020年7月だったので、約6ヶ月振りの取材です。

 

 

 


北東側から見た様子です。手前の敷地には駅前広場や商業施設が建設される予定です。

 

 

 

 


北東側から見た駅部のアップです。

 


南西側から見た駅部のアップです。

 

 

 


最後は新駅と隣接する新街区の位置関係が解るアングルです。

 

 

 

2020年7月の様子


現地の様子です。国道423号の東側、本線の擁壁から側道にかけてての地下に新駅が作られています。工事は作業スペースを確保するため、国道 423 号本線の植樹帯や中央分離帯を撤去し車線を西に寄せ、さらに側道の車線を1車線にして東に寄せ本線の東側の擁壁を撤去しスペースが作られました。その後、土留め壁を打ち込み、地下駅の底面になる深さまで採掘を行い、地下にコンクリートで駅の躯体を構築。 躯体は地下 3 層で、下から順に 1 層ずつ作られます。

 

 

 



箕面船場阪大前駅の周辺では、大阪大学の新キャンパスが建設されています。その他、阪大との連携を想定した公共施設(市民文化ホール、図書館・文化交流施設、駅昇降口、広場、駐輪場等)の整備が行われています。これらについては別の記事で詳しくご紹介したいと思います。

 

 


南西側から見た様子です。

 

 


撮影ポイントを変えて、メトロデッキが敷かれた駅部付近の様子です。この下で駅の建設工事が行われています。

 

 


最後は箕面船場阪大前駅の南側から見た様子です。駅の設置箇所が良く解りました。

7 COMMENTS

アリー my dear

おはようございます(^_^)
https://www.decn.co.jp/?p=145488

北急南北線延伸/箕面船場阪大前駅の躯体工事ほぼ完了、23年度末に開業 2022年8月26日 (建設工業新聞)

アリー my dear

来年度の延伸開業へ向けて着実に工事も進み、地上部分もだいぶ形が出来上がりつつありますね。
この駅とその周辺も、阪大の施設やタワーマンション建設もあって、開業後は劇的な変貌を遂げそうです♪

アリー my dear

おはようございます(^_^)
https://www.constnews.com/?p=111765

“ 箕面市に高さ100㍍の超高層マンションを計画/住戸数は731戸/住友商事 ”
箕面船場阪大前駅上に建設されるタワーマンション、いったん建築計画のお知らせがなくなってた場所ですね♪

アリー my dear

連続ですみません、正しくは Brillia Tower ですね、失礼しましたm(_ _)m

アリー my dear

箕面船場阪大前駅近くに建設される高層マンション、公式ホームページが開設されました。
https://bt-minohsemba397.brillia.com/

『 Brilliant Tower 箕面船場 TOP OF THE HILL 』・総戸数397戸 (募集対象外住戸20戸含む)

アリー my dear

終点の箕面萱野駅までの高架区間とは違って、地下駅ですから工事の進捗状況がなかなかわからなかったですが、ようやく外から見える部分に変化が現れてきましたね。

北大阪急行線延伸事業の記事、いつもながらいろいろな場所から撮影され、大変だったと思います。
これからもすごく楽しみにしています。

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