2018年10月の新ビルの開業がアナウンスされてから、長らく動きが無かったヨドバシ仙台の新ビルですが、先日の河北新報で新たな計画を練りなおしている事が明らかになりました。計画が大幅に遅れている理由は、当初計画を大幅に変更、ホテルを加え地上20階規模の高層ビルを建設する方向で調整している為、との事です。
【過去記事】
→ヨドバシ仙台新ビル(ヨドバシ仙台第1ビル計画)が遂に始動、2018年10月開業の予定!
※はむ さんから情報を頂きました、ありがとうございました!
家電量販大手のヨドバシカメラ(東京)が、仙台市宮城野区のJR仙台駅東口の旧店舗跡に建設を計画している店舗兼商業ビル「ヨドバシ仙台第1ビル」について当初計画を変更し、新たにホテルを加えた商業施設として整備を検討していることが7日、分かった。早ければ2019年春にも着工し、21年後半の開業を目指す。ホテルは東急電鉄(同)の子会社東急ホテルズ(同)が運営する予定。
関係者によると、新たな計画では地上20階規模の高層ビルを建設し、敷地内に音楽ホールも併設する。施設全体の延べ床面積は約12万8800平方メートル。計画変更に伴い仙台市による容積率緩和が必要で、市も前向きだという。
出典:河北新報Onlineより
新たな計画では地上20階規模の高層ビルを建設し、敷地内に音楽ホールも併設。施設全体の延べ床面積は約12万8800㎡の巨大なビルが建設されます。低層階はヨドバシの店舗と商業テナント、立体駐車場で構成。高層階には東急ホテルズが運営する「エクセルホテル」が入り、約300の客室を備える計画との事。東急ホテルズがホテルオペレーターとして名指しされている事から、水面下では相当話が進んでいるのではないでしょうか。
こちらは、現在の店舗が入居しているヨドバシ仙台第二ビルの様子です。高層部はテナントオフィスとなっています。
上のパースは、以前発表された、ヨドバシ仙台第一ビルの完成予想パースです。今回の河北新報の報道の通りであれば、計画変更後の新ビルは、大阪のヨドバシ梅田タワーの仙台版の様な、低層部店舗、高層部ホテルの形状になる事になります。延べ床面積12万㎡超えも中々の規模ですね。ヨドバシ、東急ホテルズ共に、現時点では未定とのコメントを出していますが、近々、変更された新たな計画が明らかになると思います。
梅田タワー程ではないにしろ仙台の第1ビルも長年延期を繰り返してきただけに今回こそはひとまず着工までこぎ着けてほしいですね
それにしても第1ビルと第2ビルを合わせて16万㎡超というのには仙台に対するヨドバシの思い入れの強さを改めて感じさせられました
この数年、大規模な高層ビル建設が途絶えていたに等しい状態だった仙台にとって、久々の大型開発となりそうですね。
建物の構成が「ヨドバシ梅田タワー」と似ていますけれど、異なる点は階数もそうですが音楽ホール併設ということでしょう。
いずれにしても、新たな計画として動き出しそうでよかったです(^。^)