三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館・別館は、大阪市中央区伏見町3丁目に計画されている、地上21階、高さ104.5mの超高層ビルです。厳しい高さ規制が課せられていた御堂筋ですが、高度成長期に建設された沿道ビルの建て替えを促進し御堂筋の活性化を図る為、昨年に高さ規制が大幅に緩和されましたが、この計画は新基準を適用した初めての建て替え計画として注目を集めています。
→伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)の最新の完成予想パース(PDF)
→御堂筋の規制緩和第1号は三菱東京UFJ銀の超高層ビル…高さ100m超、1階にはカフェ、ギャラリーも
【過去記事】
→三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館の建設工事の状況 17.12
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→三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館の建設工事の状況 17.11
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→御堂筋の規制緩和後の新基準を初めて適用した、三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館・別館の建設工事の状況 15.09
→御堂筋の規制緩和後の新基準を初めて適用した、三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館・別館の建設工事の状況 15.07
→御堂筋の規制緩和後の新基準を初めて適用した、三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館・別館の建設工事の状況 15.05
→御堂筋の規制緩和後の新基準を初めて適用した、三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館・別館の建設工事の状況 15.04
→御堂筋の規制緩和後の新基準を初めて適用した、三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館・別館の建設工事の状況 15.03
→御堂筋の規制緩和後の新基準を初めて適用した、三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館・別館の建設工事の状況 15.01
→御堂筋の規制緩和後の新基準を初めて適用した、三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館・別館の建設工事の状況 14.12
→御堂筋の規制緩和後の新基準を初めて適用した、三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館・別館の建設工事の状況 14.11
→御堂筋の規制緩和後の新基準を初めて適用した、三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館・別館の建設工事の状況 14.10
→御堂筋の規制緩和後の新基準を適用した伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)の最新の完成予想パース
→三菱東京UFJ銀行大阪ビルの建て替え計画が始動、御堂筋の高さ規制緩和を受け107m高層ビルを建設!
→御堂筋の新しい景観ガイドドライン-御堂筋沿道建築物のデザイン誘導等に関する要綱(案)が公表されました
【スペック】
名称:三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館
所在地:大阪市中央区伏見町3丁目5番6号
階数: 地上21階、塔屋2階、地下3階
高さ:104.50m※軒高101.30m
構造:地上S造、地下SRC造
杭・基礎 :
主用途:事務所(銀行)
総戸数:—
敷地面積:3,178.14㎡
建築面積:2,353.83㎡
延床面積:49,289.43㎡
建築主:三菱東京UFJ銀行
設計者:三菱地所設計・東畑建築事務所JV
施工者:大林・錢高・大末JV
着工:2015年07月(予定)※解体工事は2014年10月に着手
竣工:2017年11月(予定)
現地の様子です。前回の取材が2017年12月だったので約2ヶ月振りの取材です。
今回取材してみるとビルの外装は完成状態になっており、内部照明も一部点灯、公開敷地では植彩も行われ最後の仕上げの段階に入っていました!
西側から見た様子です。微妙ですが、低層部には旧ビルの面影を感じる事が出来ます。
こちらは、解体前の三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館(旧三和銀行本店ビル)の様子です。撮影は2014年10月頃です。
建替え後の新ビルの様子です。そういえば、三菱東京UFJ銀行ですが、名称から「東京」が無くなり、シンプルに「三菱UFJ銀行」に変わる事になりました。このビルの正式名称も三菱UFJ銀行大阪ビルになりそうですね。
北西側らら縦アングルで見た様子です。
ビル北側の公開敷地の様子です。この辺りは電線の地中化も行われる予定なので、完成後はかなりスッキリすると思います。
御堂筋側の様子です。道路境界線から約4mセットバックしており、広々とした空間が出現しました。南側には御堂筋の景観新基準に準拠した新しいビルが並んでおり、広々とした歩行者空間が連続して広がる事になります。
エントランスホールが少しだけ見えました。1階にはコーヒーショップが入居する様です。エクセルシオールカフェ・・・だった気がしますが失念しました。この店舗は向かいのランドアクシスタワーにも入居していた気がします。
公開敷地南側の様子です。こちらも植彩が進んでいます。
驚いたのが、ビルの東側。当然といえば当然なのですが、公開敷地が設けられ、別館と合わせて全く様子が変わっていました。
工事が最終段階に入った三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館。完成後は、公開敷地と植彩、電柱電線類の地中化がセットになり、開放的な空間が生み出される事になります。
1Fテナントはドトールのカフェレクセルでした。フロアガイドが先週出来ていました。関西初みたいですね。
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180312/5744821.html
“大阪常駐増 銀行がBCP強化”・・・災害で東京が機能不全に陥る場合に備えて、三菱東京UFJ銀行は、業務を切れ目なく続ける態勢を強化するため、債権や外国為替などの取引業務の一部について、災害時のバックアップにとどまらず、ふだんから大阪に常駐してこうした業務にあたる行員を増やしました。
もし三菱大阪UFJ銀行なら、大阪の名前が入ることを嫌う東京の役員たちが速攻で名前を変えていたでしょう。そもそも最初からそんな名前には決してならないでしょう。大阪ならローカル色全開、東京なら全国展開を象徴といったところでしょうか。
太陽神戸三井銀行もよっぽど神戸の名前が気に食わなかったのか、最初からさくら銀行になることが決まっていました。今は三井住友銀行となって、神戸は完全に忘れ去られました。
もちろん銀行間のパワーバランスもあると思いますが、東京銀行の名前がここまで残った最大の理由は、「東京」だからでしょう。
まだとぎれとぎれですが、ビルのライトアップの調整が2月中から始まっています。 北側の高麗橋通、東側の心斎橋通は電線地中化事業対象外です。MUFG自身で東側に残っている電柱を地中化してくれるのかは不明です。地中化事業は南側伏見町通の御堂筋から三休橋筋間で、すでに地上機器7か所のうち5か所は設置済みでMUFG別館に2基設置予定です。信託銀行北側の道路を一部歩道化し7基の照明灯が設置予定のようです。MUFGは照明灯を設置せずビルの反射光で補導を照らし照明灯のような直接光は設置しないとのこと。4月1日に行名変更に合わせて移転できるのか、ぎりぎりな感じですね。 淀屋橋駅の11号出口開放はまた延期されています。
仕上げに向けた最終段階まできましたね( ◠‿◠ ) そして銀行名もこの春から短縮によりちょっと呼びやすくなって結構なことです(^.^)
建て替え前のかつてのビル、懐かしいですね。言われてみればこの旧ビルの一部の意匠を受け継いだ形だったのでしょうか。
ビルの周囲の植栽のみならず、電線埋設・電柱撤去も行われるのは嬉しいですね(╹◡╹)洒落たモダンなビルがまもなく竣工です。