三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館・別館は、大阪市中央区伏見町3丁目に計画されている、地上21階、高さ104.5mの超高層ビルです。厳しい高さ規制が課せられていた御堂筋ですが、高度成長期に建設された沿道ビルの建て替えを促進し御堂筋の活性化を図る為、昨年に高さ規制が大幅に緩和されましたが、この計画は新基準を適用した初めての建て替え計画として注目を集めています。
【出典元】
→伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)の最新の完成予想パース(PDF)
→御堂筋の規制緩和第1号は三菱東京UFJ銀の超高層ビル…高さ100m超、1階にはカフェ、ギャラリーも
【過去記事】
→御堂筋の規制緩和後の新基準を適用した伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)の最新の完成予想パース
→三菱東京UFJ銀行大阪ビルの建て替え計画が始動、御堂筋の高さ規制緩和を受け107m高層ビルを建設!
→御堂筋の新しい景観ガイドドライン-御堂筋沿道建築物のデザイン誘導等に関する要綱(案)が公表されました
→伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)の最新の完成予想パース(PDF)
→御堂筋の規制緩和第1号は三菱東京UFJ銀の超高層ビル…高さ100m超、1階にはカフェ、ギャラリーも
【過去記事】
→御堂筋の規制緩和後の新基準を適用した伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)の最新の完成予想パース
→三菱東京UFJ銀行大阪ビルの建て替え計画が始動、御堂筋の高さ規制緩和を受け107m高層ビルを建設!
→御堂筋の新しい景観ガイドドライン-御堂筋沿道建築物のデザイン誘導等に関する要綱(案)が公表されました
淀屋橋にある三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館(旧三和銀行本店ビル)の現在の様子です。
【スペック】
名称:三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館
所在地:大阪市中央区伏見町3丁目5番6号
階数: 地上21階、塔屋2階、地下3階
高さ:104.50m※軒高101.30m
構造:地上S造、地下SRC造
杭・基礎 :
主用途:事務所(銀行)
総戸数:—
敷地面積:3,178.14㎡
建築面積:2,353.83㎡
延床面積:48,855.98㎡
建築主:三菱東京UFJ銀行
設計者:三菱地所設計・東畑建築事務所JV
施工者:大林・錢高・大末JV
着工:2015年07月(予定)※解体工事は2014年10月に着手
竣工:2017年11月(予定)
建築計画のお知らせに掲載されていた配置図です。道路境界線から約4mセットバックした低層部は従来の御堂筋の基準である50mの軒線の高さとなり、そこから更に4m強をセットバックさせた高層部の高さが104.5mとなります。
こちらは本館とセットで建て替えが計画されている別館の様子です。
【スペック】
名称:三菱東京UFJ銀行大阪ビル別館
所在地:大阪市中央区伏見町3丁目4番13号
階数: 地上18階、塔屋2階、地下3階
高さ:93.99m※軒高93.99m
構造:地上S造、地下SRC造
杭・基礎 :
主用途:事務所(銀行)
総戸数:—
敷地面積:2,306.64㎡
建築面積:1,593.18㎡
延床面積:25,285.91㎡
建築主:三菱東京UFJ銀行
設計者:三菱地所設計・東畑建築事務所JV
施工者:大林・錢高・大末JV
着工:2015年05月(予定)※解体工事は2014年10月に着手
竣工:2017年11月(予定)
建築計画のお知らせに掲載されていた配置図です。御堂筋沿いの本館とはL字型の配置となっています。別館の高さは本館より少し低い93.99mとなっています。
御堂筋の高さ規制緩和後の建て替え計画第1号として注目を集める、三菱東京UFJ銀行大阪ビルの建て替え計画。今回建築計画のお知らせが掲示され、計画の詳細が判明し、いよいよ建て替え工事が始まる事が明らかになりました。
高度成長期に建設されたビルの老朽化が進み、ビルの更新時期を迎えている御堂筋。50m軒線規制を適応した新基準のビルが結構増えましたが、現在の所、東側のビルの建て替えが進んでいる様に見えます。今回の高さ規制の緩和によって、敷地面積が東側よりも広く、より大型のビルが建設出来る西側のビルの建て替えが促進される事を期待したいと思いました。
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60年の思い預かり 旧三和銀行本店から“タイムカプセル” 建て替え工事で取り出し
http://www.sankei.com/west/news/141107/wst1411070017-n1.html
大阪市のメーンストリート・御堂筋沿いにある三菱東京UFJ銀行大阪ビル(同市中央区、旧三和銀行本店)で6日、老朽化に伴う建て替えのための取り壊し工事が始まった。
着工に先立ち、ビルが完成した約60年前に壁面の礎石に埋め込まれた定礎箱が取り出された。
定礎箱は記念品を納めたタイムカプセルのようなもので、ビルが建てられた昭和30年2月23日付の新聞や銘板、図面などが入っていた。
銘板の表には、三和銀行の中興の祖といわれ、平成17年に106歳で死去した第3代頭取の渡辺忠雄氏ら役員の名前とともに、銀行の繁栄を祈念する文が刻まれていた。
裏には工事に携わった大阪ガスや自家発電装置を納入したダイハツ工業、エレベーターを設置した日立製作所などの企業名が記録されていた。
当時の新聞の一面にはソビエト連邦との国交正常化に向けた動きを伝え、「まず終戦を相互確認」などの見出しがあり、歴史の流れを感じさせる資料に関係者が見入っていた。
辰巳文一総務部長は「顧客でもある多くの企業の協力で完成したビルであったことが分かり、感慨深い」と話した。
新ビルは29年11月末に完成予定で、地上21階、高さ100メートルを超える高層ビルに生まれ変わる。
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ここの様子を見に行こうと思っています。❝いつ解体が始まるのか❞と内心ヤキモキしてたので、こうして動き出したことがうれしいです(*^^*)
最近は淀屋橋から本町にかけてのこのエリアを見に行くことがなかなか出来なかったため、周辺の他の現場も見物してまわるつもりです。もちろん、場所は異なりますが新阪急ビルもコースに含んでいます(笑)
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50mでセットバックし統一感を出す試みは良いと思いますが、
上部の高さ制限は必要性を感じません。
東京駅前ビル群を見ててもそう思います。