JR西日本は2019年3月19日付けのニュースリリースで、同社が中期経営計画で導入をアナウンスしていた「新たな長距離列車」の列車名、エクステリア、設備愛称名を決定したと発表しました。列車名はWEST EXPRESS 銀河 (ウエスト エクスプレス ぎんが)。この列車が走る西日本エリアにある、自然・文化・食・歴史など様々な魅力にあふれた地域を宇宙に散りばめられた星になぞらえ、それらの地域を結ぶ列車という思いを込められました。観光を中心とした地域の活性化」の一環として、2020年春の運行開始に向けて検討をさらに進めるとの事です。
※アリー my dearさんから情報を頂きました、ありがとうございました!【出典元】
→JR西日本>新たな長距離列車の列車名・エクステリア・設備愛称名の決定について
「TWILIGHTEXPRESS瑞風」よりもカジュアル、安価で楽しめる長距離列車の登場
JR西日本は2017年6月20日に、同社が運行を開始した豪華クルージングトレイン「TWILIGHTEXPRESS瑞風」よりもカジュアルかつ安価で楽しめる長距離列車を2020年夏までに導入すると発表しました。
同社は鉄道事業の事業戦略として、地域との対話と連携を通じ、観光を中心として西日本各エリアの活性化に貢献することを掲げています。新たな長距離列車「WEST EXPRESS 銀河 (ウエスト エクスプレス ぎんが)」は、その一環として2020年春の運行開始に向け準備が進められています。。
【出典元】
→JR西日本>新たな長距離列車の車内デザイン(PDF)
ボディーカラーは西日本が誇る美しい海や空を表現した瑠璃紺(るりこん)。
「多様性」「カジュアル」「くつろぎ」がキーワード
WEST EXPRESS 銀河は、「多様性」「カジュアル」「くつろぎ」をキーワードに、鉄道の旅の楽しさを知ってもらえる車両がコンセプト。1両ごとに異なる座席タイプを配置し、シンプルながら快適性が高く、落ち着いた車内空間を提供しつつ、車窓から沿線の風景を楽しめる車両となります。そのほか、乗降口付近や運転台後方を活用して複数のフリースペースを設置す、4号車は全体が、乗客が思い思いに利用出来るフリースペースが設けられます。
列車の概要
・運行開始時期:2020年春
・運行エリア(例):京阪神~山陰方面、京阪神~山陽方面 など
※臨時列車として、期間を定め複数の区間を運行予定
・車両:117系6両1編成を改造
・座席・定員:全車指定席・90名程度
1号車 グリーン車指定席:ファーストシート
2号車・5号車 普通車指定席(ノビノビ座席):クシェット
3号車 普通車指定席(コンパートメント):ファミリーキャビン
6号車 グリーン個室:プレミアルーム
3号車 フリースペース:明星 [みょうじょう]
4号車 フリースペース:遊星 [ゆうせい]
TwilightExpress瑞風よりもカジュアルな寝台列車に乗ってみたい!
WEST EXPRESS 銀河は国鉄時代に新快速用に導入された117系を種車にした改造車で導入コストは「瑞風」に比べれば安価だと推測されます。料金も「瑞風」よりはリーズナブルで現実的な価格設定になると思います。ただ定員が少ないのでWEST EXPRESS 銀河のチケットもプラチナ化するかもしれません。今回の発表ではエクステリアデザインが明らかになり、心配された「田の字窓」はきっちり改造される事が判明、一安心しました。用途は異なりますが、通勤電車を改造したクルージングトレインといえば近鉄の青の交響曲(シンフォニー)が思い浮かびます。WEST EXPRESS 銀河は青の交響曲の夜行対応バージョンと言った感じですね。登場が待ち遠いです。
これは瑞風並みに人気が出そう!出来たら全車指定の夜行快速で乗車したいです。でも指定券を入手には相当苦労しそうですね。18きっぷで普通車指定席を乗車出来たら最高ですが、そうなるとかつてのムーンライトシリーズみたいに混みあうと思います。特急列車で運行しても良い車両の様な気もします。いずれにしろ新たな夜行列車が生まれるのはとても嬉しいです。希望としては他のJRグループにも乗り入れがあったら・・・常に満席状態になる気がします。
往年の機関車牽引の客車寝台列車『ブルートレイン』を想起させるこの車体カラー、とても気に入りました( ◠‿◠ )
117系はセノハチを越えられるのでしょうか?
人気出そうですね。ルートは福知山線経由でしょうか? 余部鉄橋や温泉、砂丘、出雲大社などがあって外国人観光客も喜びそうですね? 食堂車がないのが残念です。
絶対乗りたいです!でも抽選で倍率が凄そう~(>_<)