青の交響曲(シンフォニー) Blue Symphony は、近鉄南大阪線・吉野線を走る観光特急です。216年9月10日にデビューしました。青の交響曲(シンフォニー) Blue Symphony は「ゆったりとした時間を楽しむ、上質な大人旅へ」をコンセプトに、「あべのハルカス」が立地する大阪阿部野橋駅と、桜の名所吉野山の玄関口で ある吉野駅を結んでいます。青の交響曲は、この沿線を「青色の列車」が走り、魅力的な観光資源と調和し 響きあうことをイメージして命名しました。
乗車レポートの2回目となる今回は特徴的な車内の様子をご紹介して行きます! 3両編成の青の交響曲の座席スペースは1・3号車にあり、 座席はすべて2列+1列で幅広のデラックスシートで、グループでのご旅行を楽しめるテーブルを備えた「サロン席(3~4人用)」「ツイン席(2人用)」も設置されています。 座席・カーペット・カーテンには、それぞれ質感の高い素材を使用し、ゆっくり寛げる上質な空間が演出されています。 また、地元の吉野地域の竹材が座席の肘掛、インアームテーブル、背面テーブルなどに使用されています。
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2人がけのシートです。ゆりかごシートではありませんが、非常に座り心地が良く快適でした。またシートピッチも広く足元も広々です。ゆりかごシートではありませんが、アーバンライナーのDXシートよりも座り心地は良いと思います。
座席の背ずり上部の形状は吉野の山並みを表現しています。また、ハイバック仕様のシートなので、着席してしまえばプライバシー性が高くこちらも好感が持てる所でした。
サロン車のバーカウンターで購入したスイーツやドリンクを楽しめる様に大振りなテーブルも装備されています。
こちらはツイン席の様子です。真ん中には大型のテーブルが設置されています。窓際のペンダントライトが高級感を演出しています。
こちらは4人掛のサロン席の様子です。こちらには更に大型のテーブルが装備されています。
4人掛けサロン席はヨーロッパの高速鉄道の様な雰囲気も感じます。
もう少し引き気味で見た様子です。いやーメチャクチャいい雰囲気ですね。1時間半程度の乗車時間では勿体無いほどの出来栄えです。
車内のコダワリは細部に及んでいます。こちらは荷物棚の様子ですが、曲線を描いたゴールドのデザインが洒落ています。
窓の間にはこんな照明器具も設置されています。
座席番号は窓まわりのカーテンに掲示されていました。洒落てますね。
座席から見た車内の様子です。天井付近に種車の面影を感じますが、全体的には「よくぞここまで変えられたなぁ・・」と関心する事しきりでした。
途中トンネル区間にはいり、雰囲気が変わりました。現在のダイヤ上は日中のみの運行ですが、夜に走ったらこんな感じなんでしょうね。
撮影ポイントを変えて、デッキ付近の様子です。エントランスとなるこのデッキ周りも凄い気合の入り様です。
乗降ドアー付近の様子です。ホテルの出入口の様な雰囲気です。
トイレ付近の様子です。贅沢な空間の使い方ですね。
トイレ内部の様子です。メチャクチャ広くて綺麗です。
トイレの反対側にある洗面台の様子です。こちらもホテルのようなデザインとなっています。また、近鉄伝統のおしぼりも配布されていました。
乗降ドアー横の手摺です。本当に細部に至るまでこだわっています。
撮影ポイントを変えて、客室全体を見通した様子です。ヨーロッパのレトロな特急列車を彷彿とさせる雰囲気ですね。
青の交響曲の車内の様子、いかがでしたでしょうか。種車が通勤で車である事を完全に忘れ去るほどの変貌ぶりと、あまりのクオリティの高さに脱帽するしかありませんでした。料金的にも2000円弱でこの内容を楽しめるのであれば、非常にリーズナブルで価格以上の価値は在ると思いました。次回は、いよいよ青の交響曲の最大の目玉であるサロン車の様子をご紹介したいと思います。
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この列車なら新幹線の倍の2時間かかったとしてもいいです
むしろこの贅沢な空間に2時間浸れるから近鉄を選ぶという需要もあるのでは
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これが近鉄の本気・・・しまかぜならともかく、一般特急車をも上回る設備では?
私も先日吉野へ知人と行った際、帰るときにすれ違いましたが、まさかここまで内装が凝っているとは思いませんでした。
ぜひとも機会を見つけて乗ってみたいものですね。
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近年、この手のリゾートトレインとかジョイフルトレインとか呼ばれる列車が数多登場しましたが、
その中でもこの青の交響曲は絶賛すべきレベルだと思います。
近鉄は「しまかぜ」も良かったですし、次の列車も期待したいです。
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ここまで見事な内装だとは正直思っていませんでした。
一般の通勤車両を改造した形式ですから、イメージとして『つどい』に近いのかとたかをくくってましたが、大いに誤解してました(*’▽’*)
これはもう『しまかぜ』と同等クラスの豪華さですよね。私もやっぱり乗りたくなって体感してみたいです。
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大昔に日常的に走っていたSLに牽引された普通列車の客車の内装の壁がこんな感じだった様な… なんか懐かしいです。
もちろんこのサロン風の上質空間とは雲泥の差がありますが、落ち着いた色調や木目の醸し出す暖かい雰囲気が良く似ていて何か嬉しい気分に。これは絶対乗ってみたい。