阪神電鉄は2019年6月11日付けのニュースリリースで、駅ホームからの転落事故 等を防止する対策として、神戸三宮駅の1番線と3番線にホームドア(可動式ホーム柵)を設置すると発表しました。2021年春頃までの完成に向けて工事を進めるとの事です。
→神戸三宮駅1番線と3番線における可動式ホーム柵の設置について
設置場所は、阪神本線の神戸三宮駅1番線ホーム(梅田方面ゆき)と 3番線ホーム(元町方面ゆき)。ホームドアは二重引き戸式 をメインに一部の範囲は従来(一重引き戸)型も設置されます。また、2番線は、阪神の車両と近鉄の車両が停車し、各々の扉位置が一定ではなく現時点では可動 式ホーム柵の設置が技術的に困難な為、設置に向けた検討が継続されます。
阪神神戸三宮駅は、「阪神なんば線乗り入れ列車」と三宮以西に 乗り入れている電車との乗継ぎ改善を図る為に、折り返し線を上下線の間に移設するなど、駅をまるごとつくりかえるほどの大規模な改良工事が行われました。今後は上の写真の部分、2番線へのホームドアの設置が検討されます。近鉄の21m4ドア車と阪神の18m3ドア車が混在し、1両あたりの長さとドア数が異なっている状況なので、昇降ロープ式のホームドアでないと設置は難しいのではないでしょうか。