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JR西日本・特急「まほろば」を定期列車化、683系2000番台のリニューアル車両を投入!デザインの異なる「安寧」「悠久」の2編成を用意


JR西日本は、2024年12月13日付けのニュースリリースで、2025年3月15日のダイヤ改正から、大阪・新大阪~奈良間の臨時特急「まほろば」を定期列車化し、リニューアル車両を投入すると発表しました!

特急「まほろば」は、大阪・新大阪~奈良間をお、おさか東線経由で結ぶ特急列車で、現在は、土休日の臨時列車として1往復運転。現在の「まほろば」は「くろしお」などに使われる287系が使用されていますが、定期列車化にあわせ、北陸方面の特急列車で使用していた683系2000番台のリニューアルを実施。3両編成2本を順次投入します。

【出典元】
25年春、特急「まほろば」の定期運行化と、リニューアルデビューが決定!

特急「まほろば」の運行区間


リニューアル車両は、デザインは、なら歴史芸術文化村(奈良県知事公室万博推進室兼務)の松本耕士氏の協力の下、GKデザイン総研広島が監修。外観や座席モケットのリニューアルなどのほか、車内 Wi-Fi、全席コンセント、荷物スペースの設置、車椅子スペースの拡大などを実施します。第一編成「安寧」は、4月5日に運転を開始。秋頃には第2編成「悠久」も投入される予定です。

第1編成「安寧(あんねい)」


第1編成「安寧(あんねい)」は、奈良時代に大陸から伝わった染料に由来し、当時の宝物にも多く見られる「蘇芳色」から金色のグラデーション で、万物の安寧をあまねく照らす「楽園の陽 光感」を車体に表現しています。





インテリアは、蘇芳(すおう)色や金色などを用いた、あたたかみのあるイメージで、「楽園の陽光感」を表現。座席モケットでは、蘇芳色のシートに、奈良時代・平安時代に装飾として多く用いられた「宝相華(ほうそうげ)文様をあしらっています。


第2編成「悠久(ゆうきゅう)」





第2編成「悠久(ゆうきゅう)」は、2025 年秋ごろ予定で、深みを帯びた仏像の経年変化を思わせる、墨色と灰渋(はいしぶ)色を採用。「文化の万世(万葉)への継承」を車体で表現。



インテリアは、落ち着いた墨色のシートに、第一編成と同じく、宝相華文様を配置。悠久に包まれた古の奈良に思いを馳せる、 旅の空間を演出します。


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