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北陸新幹線―黒部宇奈月温泉駅(ホーム、改札内コンコース編)

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黒部宇奈月温泉駅は、富山県黒部市若栗に立地する、JR西日本ー北陸新幹線の駅です。2015314日の北陸新幹線の長野駅金沢駅間延伸開業と同時に開業しました。黒部市の中心部東側約3kmの地点に位置しており、所在地の黒部市では駅前広場など駅周辺の環境整備を進めています北陸新幹線の定期列車のうち、速達タイプの「かがやき」は通過しますが、停車タイプの「はくたか」計15往復(東京金沢間14往復、長野金沢間1往復)の全列車が停車します(通過する臨時列車もあり)。



【過去記事】
北陸新幹線―黒部宇奈月温泉駅(ホーム、改札内コンコース編)
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黒部宇奈月温泉駅は相対式ホーム22線を有するシンプルな高架駅で、2階の新幹線ホームには通過線は無く、両ホームにはホームドア(可動式安全柵)が設置されています。出札窓口、改札口、みどりの窓口、待合室などの駅機能は1階に設置されています。















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金沢方面から、東京行きの「かがやき」がやってきました。


















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ホームの端から真ん中に向かってあるいて行きます。可動式ホーム柵が通過電車の風圧を考えて、レールから離れて設置されている事もあり、ホーム幅は狭めになっています。
















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対岸のホーム上を見た様子です。待合室、駅名標、エレベーターなどが規則的に配置されています。















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ホーム上の喫煙所の様子です。















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こちらはホーム上の待合室内部の様子です。














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発車標です。3色LEDの4段表示となっています。















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エレベーターの様子です。登り、下りでエレベーターBOXの色が異なっており、御乗車を防ぐ工夫がされていました。
















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ホーム階につながる階段付近の様子です。















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階段を見下ろした様子です。結構距離があるので、エスカレーターかEVを使いたくなりますね。















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エスカレーター付近の様子です。当然ですが、上下方向共に設置されています。
















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エスカレーターを下って改札階に向かいます。






















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エスカレーターを降りました。ホーム階を見てゆきましょう!



















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広々とした空間、シンプルで都会的な配色。案内サイン類は、JR西日本の最新タイプをベースにしていますが、北陸新幹線向けに若干アレンジしている様に見えました。エレベーターは上りが緑、下りが青になっています。JR東と西のコーポレートカラー?














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改札内コンコース真ん中にある階段の様子です。階段左手にトイレ、右手に待合室があります。木目調おパネルを、ふんだんに使った無いそうは高級感があります。















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トイレ側の様子です。















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待合室側の様子です。

















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待合室内部の様子です。壁面の素材がラグジュアリーホテルのロビーの様な高級感のある素材でビックリしました。お金かかってますね~。














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待合ベンチも天然木をふんだんに使った高級な物でした。
















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待合室を出て、改札口に向かいます。こちらは改札口入ってすぐの所にある発車標の様子です。3色LED5段✕2面の大型タイプでした。











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自動改札機は3通路。有人改札が1通路。高い天井の木目調パネルをよく見ると、立山の山並みを模したと思われる少しとんがった形状になっていました。















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初めて降り立った、北陸新幹線―黒部宇奈月温泉駅。ホーム施設は、2面2線のシンプルな構造で、他の小駅とおそらく規格化された機能的な作りとなっていました。その基本構造をベースに黒部の地元の特色を盛り込んだ高級感のある駅舎にしあがっています。次回は、駅前ロータリーや駅舎外観など、駅周辺の様子をご紹介して行きます。


それにしても、金沢駅から、各駅停車のかがやきに乗ってわずか35分での到着。もうあまりの速さに距離感覚が狂いまくりで驚きました。やはり新幹線は魔法の乗り物です。これを体感してしまうと、京阪神大都市圏の重要なヒンターランド(後背地)である北陸ブロックが東京圏に吸い寄せられる事が本当に心配になりました。フル規格新幹線の吸引力は驚くほど強力です。北陸新幹線の大阪方面への延伸は絶対に必要だ、と実際に北陸新幹線に乗車して確信しました。




1 COMMENT

アリー my dear

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私も、少しでも早い着工と開業を心から願っています。
歴史的にも繋がりが深い京阪神と北陸。この脈々と続く伝統を絶やさない、そして西日本の発展のためにも絶対不可欠です。

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