JR大阪環状線「西九条」駅の高架下に、新たな商業施設「西九条ブリッジ」が誕生します。JR西日本不動産開発は、かつて「ゴールドタウン」として親しまれたエリアをリニューアルし、大阪・関西万博に向けて訪日観光客や地域住民の利便性向上を目的に、飲食店や次世代スマートロッカーを整備。にぎわいと憩いの場を創出し、西九条駅周辺の活性化を目指します。
西九条ブリッジの狙いとは?

西九条駅は、大阪の主要エリアであるキタ・ミナミ、ベイエリアを結ぶ重要な交通拠点です。万博開催に伴い増加が予想される観光客に対応するため、飲食を中心とした4店舗を誘致し、駅周辺の魅力を向上。また、スマートロッカー「pikuraku(ピクラク)」を2か所に設置し、手荷物の一時預けやオンライン注文商品のロッカー受け取りを可能にしました。さらに「pikuraku PORTER」により、ロッカーからホテルへの即日配送サービスも提供し、手ぶら観光をサポートします。
JR西日本不動産開発は、鉄道高架下を活用した街づくりを推進しており、「西九条ブリッジ」もその一環です。飲食と利便性を兼ね備えたこの新施設が、西九条駅エリアのさらなる発展に寄与することが期待されます。
出店テナント一覧

1:肉汁餃子と大鍋煮込み しんちゃん ― 肉汁たっぷりの餃子と煮込み料理が楽しめる
2:野菜串と焼鳥 とりね 西九条店― ヘルシーな野菜串と焼鳥を提供
3:寿司や コトブキ 西九条店 ― 新鮮な寿司が味わえる和食店
4:屋台居酒屋 大阪満マル 西九条店 ― 気軽に立ち寄れる大衆居酒屋
注目ポイント
① 次世代スマートロッカー「pikuraku」を導入
通常のコインロッカー機能に加え、「pikuraku」はオンライン注文商品の受け取りにも対応。また、「pikuraku PORTER」を利用すれば、ロッカーに預けた手荷物をホテルまで即日配送でき、観光客の利便性を高めます。これにより、大阪・関西万博期間中の混雑緩和や、オーバーツーリズム対策にも貢献します。② ベンチスペースの整備
買い物や食事の合間に気軽に利用できるベンチスペースを設置。訪問者が気軽に立ち寄れるだけでなく、地域住民と観光客の交流の場としても機能し、駅周辺のにぎわい創出につながります。施設概要
- 名称:西九条ブリッジ
- 所在地:大阪市此花区西九条3丁目12-1 他
- 構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)、地上2階建
- 延床面積:約667㎡
- 開業日:2025年3月26日(水)(グランドオープン)
- 店舗数:4店舗