複数のメディアが伝える所によると、大阪府立大学と大阪市立大学を統合して2022年春の開学を目指している新大学の名称について、運営法人や府・市が「大阪公立大学」英語名は「University of Osaka」に決まりました。新大学の名称は「大阪公立大学」のほかに、「公立大学大阪」「大阪総合大学」の3案が浮上していました。 今後のスケジュール
| 2017-18年 | 府議会・市議会で法人統合の議案可決 |
| 2019年04月 | 公立学校法人大阪が発足 |
| 2020年02月 | 府市両議会に関連議案を提出 |
| 2020年10月 | 文部科学省へ認可申請 |
| 2022年春 | 新大学開学 |
| 2025年度 | 森之宮メインキャンパス開設 |
新大学名「大阪公立大学」で調整 府大・市大統合で:日本経済新聞 https://t.co/mIe4vJ3iPF
— ロング@再都市化 (@saitoshika_west) June 25, 2020
新大学の概要

大阪府立大学と大阪市立大学を運営する、公立大学法人大阪は、は2022年度に新大学への統合を目指し準備を進めています。統合が実現すれば学生数は計約1万6千人となり、国内最大の公立大学が誕生することになります。
統合にあたり、同じ分野を扱う学部を集約し、既存の学部から農学部や獣医学部、それに看護学部を独立させるなど、1学域と11の学ガ学部に、また大学院は15の研究科に再編されます。メインキャンパスは、2025年度に、大阪・城東区の森之宮に新たに整備される予定で、主に1、2年生がここで学ぶことになります。また、都市の課題を解決するための研究拠点も整備される予定です。両大学の運営法人は、2020年10月に文部科学省に大学の設置認可を申請する予定です。
運営法人と府・市が2020年1月にまとめた基本構想によると、新大学は海外大と連携した研究による国際競争力の強化や、多くの留学生や教員の獲得とともに、英教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が発表する世界大学ランキングで200位を目指すとしていいます。


