近鉄河内長野駅に残っていた幕回転式発車標が2020年1月30日に役目を終え、新型機種に更新されました。フィルムが回る型式のものは全国的にも珍しく、「近鉄最後の字幕回転式発車標」の引退はSNSなどで話題となりました。
【出展元】→近鉄>河内長野駅ホーム 「近鉄最後の字幕回転式発車標」更新
出展:株式会社星光
引退した「字幕回転式発車標」は交通・屋外広告や発車票の製造設置を手がける、株式会社星光(ほしみつ) 製で44年間稼働していました。
現地では、「近鉄最後の字幕回転式発車標」の引退を盛り上げるポスター類が掲示されていました。
そして、こちらが「字幕回転式発車標」からバトンを受け取ったLCD発車票です。近鉄オリジナル筐体なので、同じく星光が手がけた・・・と思われます。画面サイズは42インチ程度でしょうか?初期の頃のLCD発車票に比べて大画面化され輝度も上がっています。
改札階の発車票もLCDタイプに更新されていました。案内サインと液晶モニタを一体に見せるのは星光のお家芸です。
以前の発車標と比較しても、視認性が格段にアップしましたね。
技術の進化を実感しました。