【2019年4月1日開始】「いまざとライナー」Osaka Metro今里筋線延伸部のBRT社会実験の詳細が判明


大阪市都市交通局とOsaka Metroは、地下鉄今里筋線延伸部(今里~湯里六丁目)における需要の喚起・創出、及び鉄道代替の可能性の検証のための「いまざとライナー」(BRT)の運行による社会実験を2019年(平成31年)4月1日(月曜日)から開始すると発表しました。

【出展元】
OsakaMetro>いまざとライナー(BRT)の運行による社会実験を2019年4月1日から開始します

Osaka Metro今里筋線延伸部のBRT社会実験路線、愛称は「いまざとライナー」、デザイン案はA案に決定!


※アリー my dearさんから情報を頂きました、ありがとうございました!

 

運行ルートは2つ。バス停は地下鉄並みの約1km間隔

 


<運行ルート>
今里筋線延伸区間(今里~湯里六丁目)を基本に、利用者の利便性向上と需要の喚起・創出につながるの2つのルートが設定されました。中間停留所は、地下鉄今里筋線延伸区間(今里~湯里六丁目)にのみ設定し、その間隔は地下鉄並みの約1km間隔となります。

・ 長居ルート:地下鉄今里~杭全~湯里六丁目~地下鉄長居(約37分)
・ あべの橋ルート: 地下鉄今里~杭全~あべの橋(約25分)

<運行ダイヤ>

平日7時台~18時台
Osaka Metro 今里筋線の運行間隔を考慮し、長居ルート20分間隔、あべの橋ルート20分間隔となります。
(地下鉄今里~杭全間は、長居ルートとあべの橋ルートが運行するため、概ね10分間隔)

平日のその他時間帯及び土日休日
長居ルート30分間隔、あべの橋ルート30分間隔となります。
(地下鉄今里~杭全間は、長居ルートとあべの橋ルートが運行するため、概ね15分間隔)

 

 

 ICカードで、地下鉄と連続して利用する場合は160円割引



 

基本運賃は全区間均一で大人210円、小児110円です。ただしICカード(PiTaPa、ICOCAなど全国相互利用可能なすべてのICカード)で地下鉄と連続して利用する場合は160円割引が適用されます。また、 ICカードで、大阪シティバスと乗り継ぐ場合は210円割引が適用されます。 PiTaPa利用額割引は、1回目の乗車から自動的に1割引となり、マイスタイル「地下鉄バスプラン」または「バスプラン」のバスとして適用されます。

 

 

 

 

導入車両は通常の低床車14台。内装はすべて異なるデザインに

 



 

いまざとライナーの車両デザインは、6月に実施した投票で決定されたデザインとなります。また、親しみを持ち楽しんで利用してもらう取組みとして、導入車両14台をそれぞれ異なるテーマ性を持つ車内デザインが採用されます。

 

 



 

本格的なBRTとなった場合は、この様な連接バスが導入されるかもしれません。

 

関空の第1・第2ターミナルを結ぶ連節バス、メルセデス・ベンツ「シターロ G」が凄い!(外観編)



関空の第1・第2ターミナルを結ぶ連節バス、メルセデス・ベンツ「シターロ G」が凄い!(車内編)



 

 



バス停はかなり気合が入っています。もうこのまま恒久的にBRT化される勢いで、しっかりとしたデザイン、設備を持ったバス停が整備されます。今回の社会実験は、開始から5年程度経過時に再度効果検証を行った上で、大阪市としての今後の対応方針を決定するとしています。地下鉄の延伸となるか?はたまた、本格的なBRTとなるか。答えが出るまでかなり時間がかかりそうです。