関西医科大学タワー棟新築工事の最新状況 22.04【2021年9月竣工予定】



関西医科大学は、同校が枚方キャンパス内で計画している、関西医科大学タワー棟新築工事に着手しました。

タワー棟は入院患者の家族のための宿泊施設機能や、大学の国際交流センター機能、留学生が快適な研究・勉強生活を送るためのラウンジスペース・共同キッチンを持った宿舎を備えた超高層ビルとなります。新ビルはRC造・S造の地上12階建て、高さ116.05m。建築面積は484.34㎡、延床面積5,229.70㎡で、 前田建設工業が施工を担当し2021年 9月に完成する予定です。

【出展元】
関西医科大学広報 May.2020

アリー my dearさんから情報を頂きました、ありがとうございました!

 

 


関西医科大学(Kansai Medical University)は、大阪府枚方市のクラボウ枚方工場跡地に本部を置く私立大学です。クラボウ枚方工場が1924年〜1996年までの72年間にわたり操業していましたが、1996年に枚方市から移転する事になりました。工場跡地の再開発については紆余曲折がありましたが、クラボウが関西医大に土地を賃貸し附属枚方病院開院(現・関西医科大学附属病院)が2006年に開院しました。その後、クラボウ枚方工場跡の土地は、2010年に35億8500万円で関西医大に売却されています。

 

 


計画地の詳細はこちらです。大学敷地の西側看護学部棟や駐車場棟の隣に位置しています。

 

計画概要


【スペック】
名称:関西医科大学タワー棟
計画名称:関西医科大学タワー棟新築工事
所在地:大阪府枚方市新町二丁目300-1、他6筆の一部
階数:地上12階
高さ:116.05m(広報誌の値は115.95m)
構造:RC造・S造
杭・基礎 :
主用途:学校(大学)、留学生寮(寄宿舎)、患者・家族のための宿泊施設(ホテル)
客室数:—-
敷地面積:60,749.42㎡(全体)
建築面積:484.34㎡
延床面積:5,229.70㎡
建築主:関西医科大学
設計者:前田建設工業
施工者:前田建設工業
着工:2020年02月
竣工:202109月末(予定)

 

 

2022年4月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2021年10月だったので、約6ヶ月振りの取材です。

 

 

 


東側から見た様子です。4段階にセットバックした形状が珍しいです。

 

 

 


南東側から見た様子です。数値以上に高く感じる縦横比の大きなビルです。

 

 

 



高層部をアップで見た様子です。日本国内では珍しい形状で、どことなくアメリカ的な雰囲気があります。

 

 


撮影ポイントを変えて、北側からみた様子です。

 

 


少し角度を変えると、また違った雰囲気になりますね。

 

 

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