北大阪急行線延伸事業は、大阪メトロ御堂筋線と相互乗り入れを行っている北大阪急行の千里中央駅から北に向けて路線を約2.5km伸ばし、途中に箕面船場阪大前駅、箕面萱野駅の二つの新駅を設置する鉄道の延伸計画です。2024年3月の開業を目指して工事が進められています。総事業費は約650億円です。
【出展元】
→北大阪急行>北大阪急行線延伸事業について
→北大阪急行線の延伸と関連まちづくり
→箕面市>令和4年度(2022年度)施政及び予算編成方針
延伸区間は、千里中央駅~箕面船場阪大前駅間 がシールドトンネル、開削トンネル。箕面船場阪大前駅は開削トンネル、箕面船場阪大前駅~箕面萱野駅間は、開削トンネル、高架構造、箕面萱野駅は高架構造で、地下区間は1.7km、高架区間が800mとなります。
箕面萱野駅の断面図です。1面2線のシンプルな高架駅となります。2 階建てで、2階がプラットホームとなり、みのおキューズモ ールの 2 階メインデッキに接続します。
駅周辺の配置図です。新駅はショッピングモール「みのおキューズモール」に隣接する場所に設けられます。また駅の東側にバスターミナルなどの交通広場が設けられ、現在千里中央駅に向かっているバス路線が箕面萱野駅に集約される予定です。
交通広場と新駅ビルの完成予想パースです。
2023年8月
現地の様子です。前回の取材が2023年4月だったので、約4ヶ月ぶりの撮影です。
新駅の南端付近の様子です。上屋は透過性のある膜素材となっています。
北西側から見た様子です。ホーム付近の外観は、ほぼ完成状態で地上の工事行われていました。
みおのおキューズモールとの接続箇所の様子です。店舗につながる屋根が設置されていました!!
反対側から見るとこんな感じです。
みおのおキューズモールの上層階から見た様子です。
北東側から見た様子です。
もう少し離れてみた全景です。かなり良い感じに見えます。
最後は一気に撮影ポイントを変えて、南側から見た様子です。
2023年4月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年7月だったので、約9ヶ月振りの取材です。
箕面船場阪大前駅付近からズームで見た様子です。
撮影ポイントを変えて、西側から駅舎を見た様子です。外装はほぼ出来上がっていました!!
北西側から見た様子です。
撮影ポイントを変えて、キューズモールとの接続ポイントの様子です。
改札口付近の様子です。ホームが近い!!フラットな導線でキューズモール側に行くことができます。
ホームをアップで見た様子です。早くもホームドアユニットが設置されていました!試運転はホームドアの動作とセットで行う必要があるからでしょうか。。
更に撮影ポイントを変えて、キューズモール駐車場から見た駅舎の様子です。全体が見られてとても良い撮影スポットでした。
ホームをアップで見た様子です。
最上階まで上がって駅舎を見下ろした様子です。
千里中央方面に伸びる軌道の様子です。
最後はトンネル入口付近の様子です。
2022年7月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2021年11月だったので、約8ヶ月振りの取材です。
新駅の様子です。高架橋が出来上がりホーム部の構築が行われていました。
千里中央方面の様子です。駅間の高架橋も出来上がっていました。
撮影ポイントを変えて船場中央側から見た様子です。
再び箕面萱野駅の様子です。キューズモールとは『T字』型のレイアウトで駅が設けられます。
箕面萱野駅の様子です。キューズモール側とは段差が無い、フラットな導線で接続されます。
最後は北東側から見た駅部の様子です。
2021年11月の様子
現地の様子です。前回の取材が2021年1月だったので約10ヶ月振りの撮影です。
北西側から見た様子です。駅部の高架がかなり出来上がっていました。
少し離れて見るとこんな感じです。
千里中央駅方面に向けて高架橋が伸びています。
将来の北改札口付近の様子です。
ハイアングルで見た駅部の様子です。
最後は北東側から見た様子です。
2021年1月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2020年7月だったので、約6ヶ月振りの取材です。今回取材して見ると延伸区間の軌道がかなり出来上がりつつあったので、新駅と合わせてご紹介して行きます。上の写真は箕面船場阪大前駅の先にあるトンネルの出入口の様子です。箕面船場阪大前駅を出発した電車はここから地上に上がります。
先ほどの出入口の上にやってきました。終点の箕面萱野駅に向かって高架の軌道が出来上がりつつあります。
アップで見た様子です。凄い。もうここまで出来上がってるんですね・・。
反対側から見た様子です。
アップで見た駅部の様子です。
撮影ポイントを変えてショッピングモール間を接続する歩行者専用の「かやのさんぺい橋」橋から見た新駅の様子です。
北東側から見た見た新駅の様子です。
駅部のアップです。手前の敷地にはバスターミナルが設けられます。
新駅とペデストリアンッキはフラットな導線で接続されます。非常に解りやすかったので、現地に掲示されていたパネルを撮影しました。
新駅を北側から見た様子です。
最後は新駅を北西側から見た様子です。伸びゆく高架橋と姿を現しはじめた新駅を見ると、延伸区間の開通が さらにに現実的に思えてきました!
2020年7月の様子
現地の様子です。キューズモール側から撮影しましたが、本当に駅直結といえる場所に建設されています。
北側から見た様子です。
撮影ポイントを変えて、交通広場になる地上から見た様子です。
駅の真下にあたる箇所から見た様子です。将来の駅の様子がなんとなく想像できますね。
反対側から見た様子です。
最後は箕面船場駅付近から見た、箕面萱野駅方面の様子です。北大阪急行線延伸事業の建設距離は約2.5kmと短いですが、終点の箕面萱野駅から梅田まで乗り換え無しで24分でアクセス可能になるため、駅周辺に与えるインパクトは凄まじいと思います。
北大阪急行が12月2日(土)、3日(日)に「箕面萱野駅見学&高架新線ウォーク」を開催するようです。
11月17日(金)23:59までに応募し、当選すると参加できるようです。
https://www.kita-kyu.co.jp/event/index.html
商業施設「みのおキューズモール STATION棟」、北大阪急行南北線の新駅「箕面萱野駅」と同日開業(FASHION PRESS)
https://www.fashion-press.net/news/73196
大阪府箕面市の北大阪急行南北線 新駅「箕面萱野駅(みのおかやのえき)」と、駅前施設「みのおキューズモール STATION棟」が、2024年3月23日(土)に開業する。
トップにある箕面萱野駅ホームを南西側から描いたイメージパースは初めて見ましたけど、屋根がせり上がる形状なんですね(^_^)
書かれているとおり、箕面市内のバス路線はほとんどが千里中央が起点になっているのが、北大阪急行延伸後は箕面萱野に集約されるでしょう。千中行きの多くは、箕面市民病院経由です。千中行きバス路線がなくなると、通院で困る人が大勢い出ます。また、箕面には仕事や買い物などで千中に通う人、千中でモノレールや高速バスに乗り換える人が大勢いますが、萱野で電車に乗り換えると不便だし、運賃も高くなりそうです。延伸は確かに、大阪市内方面への通勤、通学が便利になり、うれしいことですが、マイナス面もあります。
箕面萱野付近、思ってた以上に工事が進んでますね!
あとはトップの完成予想図にある、駅ビルと思しき建物も気になります。