鹿児島市は、鹿児島駅周辺を再整備する都市拠点総合整備事業を進めています。交通結節機能の強化と利用者の利便性の向上を図るため、鹿児島駅前広場(面積約10,000㎡)をリニューアルし、バス・タクシー・一般車乗降場の整備や歩行者用上屋、照明灯、案内板、駐輪場などが整備され、無電柱化が行われます。施行期間は2019年3月27日~2022年3月31日までの予定です。
【出展元】→鹿児島駅前広場・鹿児島駅自由通路・上本町磯線
また、駅前広場(東側)と新たな西側の交通広場(上本町磯線)をつなぐ自由通路(歩行者専用道路)が設けられ地域分断解消やアクセス改善などが図られます。自由通路は幅3m, 長さ約103m。
さらに鹿児島市交通局は、鹿児島駅周辺都市拠点総合整備事業のスケジュールに合わせて、市電の停留場を整備します。軌道施設は、電車停留場が頭端式(3線4ホーム・約250㎡)、軌道線路は、停留場部は約90m、一般部が約160m。建築設備は停留場上屋(約540㎡)、信号所(約20㎡)乗務員休憩場(約10㎡)となっています。新駅舎はJR鹿児島駅と統一感のあるレトロな概観の建物になる予定です。
2020年8月の様子
JR鹿児島駅から見た、電停付近の様子です。基礎工事が始まっていました。
鹿児島駅前電停は建て替え工事に伴い使用が休止され、桜島桟橋通電停が暫定的に終点・始発となっています。
ハイアングルで見た仮囲い内部の様子です。積み上げられた解体ガラの奥で新駅舎の基礎工事が行われています。
南側から見た様子です。
東側から見た様子です。
鹿児島駅前広場の完成イメージです。パースの奥に電停の新駅舎が描かれています。
最後は現在の駅前ロータリーの様子です。