
小倉駅ターミナルビルは、小倉駅の4代目の駅ビルとして平成10年3月に完成した複合ビルです。当時の北九州市が進めていた、北九州市ルネッサンス構想が掲げる、小倉駅周辺を北九州市の都心として強化する方向性の中で、 都市モノレール小倉線のJR小倉駅への乗り入れとJR小倉駅周辺地区の整備(南口駅前広場、駅南北ペデストリアンデッキ)、さらにJR九州の複合ターミナルビル構想が一致し、現在のターミナルビルが建設される事となりました。
【スペック】
名称:小倉ターミナルビル
規模:地上14階/地下3階
高さ:56.2m
営業面積:約14,000m2
延床面積:約76,000m2

このビルの最大の特徴は、駅ビルに突き刺さる様なレイアウトになっているモノレール駅です。銀河鉄道999に出てきそうな未来チックなレイアウト。駅ビルにスルスルッと吸い込まれて行くモノレール車両。。。凄い!

この小倉ターミナルビルは、各種交通機関を立体的に配置する事で非常に合理的なレイアウトを実現しています。ご覧の通り、1階レベルにバスロータリーとタクシープール、2階レベルは周辺の商業ビルを接続するペデストリアンデッキ、3階レベルは駅コンコース、4階がモノレール駅という見事な立体構造になっています。

100万都市北九州市の中心駅だけあって、結構な賑わいです。小倉ターミナルビルには、客室数294室のホテル、ステーションホテル小倉、店舗面積16,000m2、店舗数150店舗の商業施設アミュプラザ小倉が入居しています。

コンコース内に吸い込まれたモノレール。かっこ良過ぎる!

駅コンコースがある3階レベルからモノレール軌道を見てみました。次の駅、平和通り駅が良く見えます。

小倉ターミナルビル。モノレールがビルに突き刺さる、迫力ある光景がとても印象に残りました。前々から見たかったビルの1つだったので、今回ようやく見る事が出来、大満足でした!
					
