三菱地所レジデンス、、大京、穴吹工務店 は、鹿児島中央駅の駅前で進めている「中央町19・20 番街区第一種市街地再開発事業」の本体工事を2018年6月25日に着工すると発表しました。竣工は2021 年1月を予定です。
この再発計画は、JR「鹿児島中央」駅東口駅前広場に面する中央町19・20番街区において、土地の合理的かつ健全な高度利用を図り、鹿児島の玄関にふさわしい都市景観の形成や、にぎわいとゆとりある都市空間の創出、都心居住を促進する良好な都市型住宅を供給すること等を目的に、低中層階(1~7階)には商業・サービス系施設等を、高層階(8~24階)には住宅(分譲マンション)が建設・整備されまます。
また、両街区を一体的に整備する市街地再開発事業として推進し「鹿児島中央」駅 周辺を含む街全体の活性化につなげていきます。また、19・20番街区間の市道中央町5号線(一番街通り)の一部や2 箇所のペデストリアンデッキをつなぐ2階部分を、24時間通行可能な都市計画通路として再整備するとともに、市道鹿児島 中央駅広場横2号線がを拡幅整備されます。
【出典元】→「中央町 19・20 番街区第一種市街地再開発事業」着工
計画地はこちらです。九州新幹線の終着駅、JR鹿児島中央駅に離接するエリアを再開発し、地上24 階、地下1 階建、高さ101m、延床面積:約47,000 ㎡の超高層複合ビルが建設されます。中央町19・20番街区第一種市街地再開発事業の再開発ビルは、鹿児島県で最も高いビルとなります。
「中央町19・20 番街区第一種市街地再開発事業」概要
交 通:JR 九州新幹線・鹿児島本線・指宿枕崎線「鹿児島中央」駅徒歩1 分
用途地域:商業地域
施 行 区 域:約0.7ha
計画敷地面積:約4,400 ㎡
延床面 積:約47,000 ㎡
構造・規 模:鉄骨造 一部鉄筋コンクリート造・地上24 階地下1 階建
建 蔽 率:約90%
容 積 率:約850%
用途:商業・サービス系施設、ホール、住宅、駐車場
参加組合員:南国殖産、三菱地所レジデンス、大京、穴吹工務店
設計:三菱地所設計・東条設計・竹中工務店設計共同企業体
施 工:竹中工務店
鹿児島中央駅前「中央町19・20番街区第一種市街地再開発事業」
1)鹿児島の玄関にふさわしい都市景観の形成 ・建物内のにぎわいが感じられるガラス張りの外観デザイン。
・低層部分の高さを周辺建物と合わせた統一感のある景観を創出。
・高層部分は曲線を用いた、やわらかい軽快感のある外観。
2)交通結節拠点としての利便性の向上・駅前広場側の市道拡幅による交通環境の向上
・エレベーター・エスカレーターを設け、駅前広場等への安全な移動が可能となるペデストリアンデッキを整備。
3)にぎわいとゆとりある都市空間の創出
・建物の壁面後退によって快適な歩行者空間を創出。
・1~7階に、広域集客が見込める商業施設やサービス系施設を導入。
・5~6階に、災害拠点機能を含む約500人収容可能なホールを整備。
・イベントスペース、屋上テラス等の交流空間を創出。
4)快適な都市型住宅の整備促進
・8~24 階には「鹿児島中央」駅から徒歩 1 分の 交通利便性を活かし、210 戸の住宅(分譲マンション)を整備。
・地下駐車場のほか、半径300m 圏内に隔地駐車場を整備し、交通負荷を軽減。
かなり前の写真ですが、鹿児島中央駅の様子です。再開発ビルはミュプラザ鹿児島の観覧車「アミュラン」の高さ91mを超える高さとなります。
最後は鹿児島中央駅に到着した九州新幹線つばめの様子です。新幹線の終着駅という交通利便から、鹿児島中央駅周辺への業務機能の集積が進みつつある様ですね。「中央町19・20番街区第一種市街地再開発事業」着工のニュースを聞いて久々に鹿児島に行ってみたいと思いました。
tokuMeさん、ありがとうございますm(_ _)m
鹿児島では複数の開発案件が控えてますよね。中でも私は『シェラトン』に最も注目しています。高さ約90mでイメージ画像もいい感じでしたから、開業後のインパクトは大きいことでしょう。数年後にまた訪れてみたいです(^_^)
ビルを見に鹿児島に行くなら2020年以降に行くのがベストですよ
2019年末に鹿児島銀行の再開発ビル、2020年に天文館の再開発ビル、2021年にシェラトンホテルと中央町再開発ビル
鹿児島中央駅西口のJR再開発や総合体育館計画、交通局跡地の高層マンションなども現在進行形で計画中ですし、2020年にはドルフィンポート跡地の再開発や市電の延伸計画、屋台村跡地の再開発計画などが始まります。
観覧車『アミュラン』を上回る高さヽ(´▽`)/!
鹿児島初の本格的な高層ビルが、私にとって第二の故郷とも言えるこの地にできるのがうれしいですし、楽しみです( ◠‿◠ )