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万博公園で自動運転車の実証試験を実施。透明ディスプレイに情報を表示してアバターがガイドを行う未来カー!


NAVYA製 ARMAの外観例

三井物産株、パナソニック、凸版印刷、博報堂、JR 西日本の各社と、万博記念公園マネジメント・パートナーズ(BMP)は、万博記念公園で自動運転車両を活用した次世代型モビリティサービスの実証試験「(仮称)EXPO オートライド&ガイド」を共同で実施すると発表しました。

当初は、今年 50 周年となる 1970年万博の開催期間に合わせ 9月の実施予定でしたが、新型コロナウィルスの影響を受けて延期を決定、その後の検討結果10月 23日(金)より実施することで合意決定されました。1970年万博や万博記念公園の持つ魅力や潜在価値を引き出し、万博記念公園の更な る活性化の実現可能性を検証し本サービスの実装を目指します。また、2025 年大阪・関西万博の 機運醸成に寄与することも目指しています。

【出展元】
万博記念公園での自動運転車両を活用した次世代型モビリティサービス実証 「(仮称)EXPO オートライド&ガイド」の共同実施

 



実証実験の内容は中々未来的です。国内外で走行実績のある小型自動運転 EV(BOLDLY 株式会社が提供する仏 NAVYA 製 ARMA) に、パナソニックが開発中の透明ディスプレイを搭載し透過して見える公園や庭園の風景と、ディスプレイに映し出される対話型アバターや多言語対応型アバターによるガイダンス映像を折り重ね見ながら移動する事ができます。実際の風景に文字情報を重ねて現実を拡張するMR体験の一種ですね。

さらに別のモニタには対話型アバターが観光案内を行い、楽しみながら学べるエデュテイメント(エデュケーション+エンターテイメント)を新たな移動体験型サービスとして提供する、としています。

 



1.実証期間:
2020 年 10 月 23 日(金)〜 11 月 16 日(月)の金、土、日、月、計 16 日


2.走行ルート:
①パビリオンルート
1970 年万博のパビリオン跡地を巡りながら、対話型アバターにより、50 年間の進歩と調和の 変遷、そして 2025 年万博の未来も垣間見られるタイムマシン型エデュテイメントモビリティ

②日本庭園ルート
公園内の日本庭園を題材とし、多言語対応型アバターにより、その背景にある歴史や文化を、 ストーリー性あるガイダンスで楽しく学べるエデュテイメントモビリティ

3.乗車方法:
施各日に同日分の整理券を配布予定 詳細は 10 月 5 日(月)に万博記念公園の公式ホームページ内 「お知らせ」に掲載予定 https://www.expo70-park.jp/


 

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