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駐車するだけ・ワイヤレスでEV充電!トヨタが非接触型充電システムの実証実験開始

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この発想は正直もってませでした。トヨタ自動車は2月13日に「ハイブリッド車や電気自動車を指定の位置に駐車するだけで受電できる、ワイヤレス充電システムの実証実験を行うと発表しました!上のパースはワイヤレス充電のイメージ図です。主に駐車場での仕様を想定しているようです。当然クルマ側も同じ規格を採用している必要がありますが、実現すれば、電気自動車やプラグイン・ハイブリッド車の実用性が一気に高まりそうです。

駐車するだけ・ワイヤレスでEV充電 トヨタ、非接触型システムの実証実験開
電気自動車を指定の位置に駐車するだけで非接触充電できるシステムの実証実験を、トヨタ自動車が開始する。

トヨタ自動車は213日、ハイブリット車や電気自動車を指定の位置に駐車するだけで、地面に設置したコイルから充電できる非接触充電システムを開発した。今月下旬から愛知県内で実証実験を始め、実用化に向けた技術開発を進める。地面に設置した送電側コイルと車両に設置する受電側コイルの間に発生する磁界の共鳴現象を利用し、電力を伝送する方式を採用。コイル位置のずれや高低差があっても電力伝送効率が下がりにくいという。充電に必要な時間は約90分。

電磁波による周辺機器への影響を抑えたり、送電側コイルは車両の乗り上げに耐えうる強度とするなど、実用化を視野に入れて設計。駐車位置を合わせやすくするため、ナビ画面上に送電側コイルの位置を示す「駐車支援機能」も新たに開発した。
実証実験は、愛知県内で3台の車を用いて1年間実施。システムの満足度や利便性、日常的な使用時の駐車位置ずれ量の分布、充電頻度などを検証し、実用化に向けた技術開発を進めていく。

□ITメディア・ニュースより引用
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1402/13/news144.html













「ワイヤレス充電なんでまだ先の話だ」と思われる方が多いかもしれませんが、身近な所で普及が進んできています。具体的に言うとスマートフォン。ワイヤレス充電の世界的な規格qi(チー)がが普及しつつあり、特にアメリアではqi対応のスマホが相当進んでいます。


僕は先日約15年ほど契約していたauのスマホを解約して、イー・モバイルにMNPし、NEXUS5に機種変更しました。NEXUS5は強力なCPUと2GBの大容量メモリを搭載し、さらに変なカスタマイズがされていない「プレーンなAndroidOS」が使える為、メチャクチャ早くて快適です。そしてqiを搭載しているので充電器を用意すれば無線充電が可能です。先日qi の充電器を買って見ましたが、もう快適そのもので「もはや無くてはならない」存在になりました。


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個人的に無線充電のありがたさ、可能性を体感していたので、今回のトヨタ自動車の発表を聞いて本当に驚きました。トヨタは、充電設備というインフラ部分の世界規格を確立して規格をデファクトスタンダードにする事で、自社のPHVやハイブリッド車の優位性をますます高めようとしています。日本の電気メーカーもトヨタと組むことでワイヤレス充電システムを世界中で売る事ができるかもしれません。トヨタは本当に凄いですね。



1 COMMENT

アイラブオオサカー

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スマホの進化は言うまでもないですが、まさか自動車でもこのような技術が応用できるとは… 日本の企業もまだまだ捨てたものではないですね、とても喜ばしいです(*’▽’) デジタル家電や自動車産業は一時期の苦境から脱しつつあり、明るい兆しが多少見えてきたように感じます。
「TOYOTA」は今なお日本の誇りと言っても良いでしょう。

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