サンケイビルを代表企業とし、 三菱倉庫、JR 西日本不動産開発、竹中工務店、阪神電気鉄道、芙蓉総合リース、グランビスタホテル&リゾートを構成員とする神戸須磨 Parks + Resorts 共同事業体は、2023年5月16日付けのニュースリリースで、同企業グループが推進している「須磨海浜水族園・ 海浜公園再整備事業」の中核となる新水族館の名称を「神戸須磨シーワールド」、ホテル名称を「神戸須磨シーワールドホテル」に決定たと発表しました!
プロジェクトは、2022 年 1月に着工、現施設「神戸市立須磨海浜水族園」は2023年5月末で営業を終了、本館建物の解体工事に着手し、開業に向けて工事の最終段階へ移行。新施設は2024年6月の開業を予定しています。
【出展元】
→「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」の新水族館名称 「神戸須磨シーワールド」に決定 現施設は5月末営業終了・新施設は2024年6月開業予定
老朽化などからPark-PFI制度を活用再整備
神戸市立須磨海浜水族園・須磨海浜公園は、1957年に須磨海浜水族館として開業して以来「スマスイ」の名称で親しまれ、その後、須磨海浜水族園としてリニューアルしてからも、多くの人々に親しまれてきました。神戸市は、設備の老朽化などからPark-PFI制度を活用して周辺を再整備する方針を決定、事業者にサンケイビルなどの共同事業体を選定し、再整備計画が進められています。
事業の経緯
2019年9月 「須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業」の事業者公募 優先交渉権者決定
2022年1月 水族館・園地建設工事に着手(以降順次各施設着工)
2023年5月 現 須磨海浜水族園営業終了及び解体工事開始、駐車場供用開始
2023年9月 にぎわい施設開業、園地一部供用開始
2024年6月 神戸須磨シーワールド・神戸須磨シーワールドホテル グランドオープン
新水族館「神戸須磨シーワールド」
須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業は、「地域コミュニティと観光客が交流する“つながる”海浜リゾートパークの実現」をテーマに掲げ、水族館、にぎわい施設、ホテル、公園が一体化する複合施設を整備します。
新水族館「神戸須磨シーワールド」は、同施設の核となり、大人も子供も楽しめる“エデュテインメント(エデュケーション+エンターテインメント)”な水族館を目指します。関西で唯一となるシャチの飼育展示を目玉とし、シャチを眺めながら飲食できるレストランも設置。サンケイビルの子会社が運営する千葉県の「鴨川シーワールド」と連携しながら、シャチを含む生物の人工繁殖の調査研究にも力を入れるとの事です。
全室オーシャンビューの「神戸須磨シーワールドホテル」
出展:SORA BOTANICAL GARDEN project
施設内には水族館以外に、A~C棟の3つの棟で構成されるにぎわい施設や、グランビスタホテル&リゾートが運営する、全室オーシャンビューの「神戸須磨シーワールドホテル」が整備されます。
出展:SORA BOTANICAL GARDEN project
出展:SORA BOTANICAL GARDEN project
出展:SORA BOTANICAL GARDEN project
カフェやレストランなど「にぎわい施設が先行開業」
水族館を含む同公園は約14haあり、このうち再整備区域は約10ha。2022年1月から順次工事が進められており、2023年9月には、カフェやレストランなど5店舗が入ったにぎわい施設が先行開業する予定です。
施設概要
この場所に阪神高速が建てられるのは少々残念でなりません。