
大阪市は2024年7月31日に、都市計画審議会を開き、建替え計画が進む「大阪マルビル」の完成イメージを明らかにしました!
新マルビルが建設される「梅田一丁目中央地区」の面積は約 0.5haで、建築物の容積率の最高限度は2000%、建ぺい率は80%。新ビルの高さは、192mで旧マルビルの約1.5倍。外観デザインは円筒を階段状に3段積み重ねた構造で、円筒型のビルの形を引き継ぎます。
外資系高級ホテル、オフィス、円形のコンサートホール、先端技術を取り入れた博物館などが整備される予定で、高質な宿泊機能、にぎわいを創出する文化機能等の導入や、世界とつながる国際的なイノベーション拠点を形成し、地下から地上のにぎわいを連続する回遊性の高い歩行者空間等の整備を図り、土地の高度利用が図られます。

大阪マルビルは大阪都心部で最古参の高層ビルで「日本初の円形超高層ビル」として1976年に誕生しましたが建物の老朽化を受け建替えが決定。2023年6月から解体工事が行われています。旧ビル跡地は、2025年大阪関西万博の際に暫定的にバスターミナルとして活用され、その後に新ビルの建設工事に着手。2030年春に完成する予定です。
【出典元】
→円筒形を継承 「マルビル」解体後の新ビル完成イメージが明らかに ホテルや円形のコンサートホール整備へ
→大阪マルビルは「建て替え後も丸い形で高層ビル化!」円形コンサートホール備えた都市再開発計画が明らかに 大阪市の審議会
→大阪マルビル、建て替え後は高級ホテル・新興拠点など入居
これまでの経緯

