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5代目「函館駅」駅舎は船をモチーフにした近未来的なデザイン

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函館駅は、北海道函館市若松町にあるJR北海道ー函館本線の駅です。駅番号はH75。頭端式ホーム48線を有する地上駅で。ホームと駅舎は段差のないバリアフリー構造になっています。2003621日にJR北海道が提携しているデンマーク国鉄との共同作業によりデザインした5代目駅舎が使用開始されました。















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函館駅といえば鉄道で入る北海道の玄関。また名物函館朝市へのエントランスとしても、全国的に著名な存在となっています。ところが旧来の駅舎は、戦時下の1943年に建てられた木造建築で老朽化が進行。また1998年から進められている函館駅周辺再開発の用地問題との兼ね合いもあり、若干海寄りに移動して新築されることとなりました。












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かつては青函連絡船の発着地でもあり、津軽海峡に面した函館駅では、海からの潮風による塩害対策は必須の条件。そういう中で、「新しい駅舎は100年建築にしたい」との要望が出されました。基本設計を担当したのは、JR北海道と姉妹鉄道提携を結んでいるデンマーク国有鉄道(DSB)。「塩害のみならず近年問題視される酸性雨にも強い外装を」ということで、スペインビルバオのグッゲンハイムミュージアムなどを視察。その結果、外装にチタンを使用する案が浮上しました。その意を受けて、実施設計担当の株式会社北海道日建設計と施工担当の大林組JVが主体となり、物件の視察、耐久性の試験、クリーニング剤の確認等を実施し、チタンの採用を決定しました。














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それでは5代目函館駅駅舎の様子を見てゆきましょう。まずは改札外コンコースの様子です。














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見上げれば、外観状の特徴になっている円筒形の屋根部分が吹き抜け空間になっています。また明かり窓からは自然光が入りこんで明るい雰囲気です。













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正面左側にある待合所付近の様子です。ガラス張りで非常に開放感があります。














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商業施設部分の様子です。















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改札口付近の様子です。自動改札機は5通路が確保されていました。













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入場券を購入し改札内部も撮影してきました。こちらは頭端式ホームに向かう改札内コンコースの様子です。冬季は極寒の環境となる北海道らしく、ホームと駅舎の間には保温の為のガラススクリーンが設置されています。
















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ガラススクリーンを抜け、頭端式ホームが並ぶ通路の様子です。ここにもガラススクリーンがあり保温対策が施されています。














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壁面には函館の歴史を描いたレリーフが飾られていました。













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改札口の反対側から乗り換え通路を見通した様子です。











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通路の真ん中付近には函館本線の起点を示す「0キロポスト」がありました。



















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ホームの様子です。4面8線の広大な駅施設を有する函館駅。ホームは左に向かってゆるやかにカーブしています。














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函館駅の乗車人員は約3000人/日なので、かんさんとした印象でした。広大な駅設備を持て余している感じですね。














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最後はもう一度引きのアングルで見た、5代目函館駅駅舎の様子です。この駅舎の外観デザインは船をモチーフにしているそうです。また、100年建築を期して、外装に新日鐵製チタンが採用されています。




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