長崎マリオットホテルは、西九州新幹線開業にあわせて建設された『JR長崎駅ビル』の高層階に入居する、外資系高級ホテルで、2024年1月にオープンしました。九州ののマリオット系列のホテルは、シェラトン宮崎・鹿児島などがありますが、旗艦ブランドの「マリオットホテル」は長崎が初進出となります。
ホテルは運営は、JR九州ホテルマネジメントが担当。長崎駅の複合開発の中核的な機能として、世界2億人を超える会員ネットワークを誇る「マリオット・インターナショナル」との提携により、インバウンド需要を取り込み収益性を高める狙いがあります。
アクセス
長崎マリオットホテルの住所:〒850-0058 長崎県長崎市尾上町1−1
客船をモチーフに海をイメージしたデザイン
ホテルの特徴的な外観は客船をモチーフに、海をイメージしたデザインを採用。ホテルはJR長崎駅ビルの7~13階の延べ床面積:約20,000㎡に207室を展開。全客室の3分の2にバルコニーを備えています。
アップで見た様子です。透明度の高いガラス手すりを備えたバルコニーが見て取れます。
高級感のあるエントランスロビー
それでは、早速ホテルの様子を見て行きましょう!こちらはホテル西側にある「車寄せ」の様子です。
新しいホテルなので、メチャクチャ綺麗ですね!
車寄せ側のホテル入口の様子です。
1階エントランスロビーの様子です。かなり高級感があります。
ありきたりな比喩表現ですが「美術館の様な美しさ」。セルリアンブルーをアクセントカラーにしたウォールアートが特に美しい。このセルリアンブルーは、館内各所で見られます。
港を見下ろす明るいメインロビー
7階にあるメインロビーに到着!おお!メチャ明るい!
かもめを連想させる白色貴重の爽やかな空間が広がっています。
コンシェルジュカウンターの様子です。
床面から天井付近まで取られたダイレクトウィンドウ。ロビーからは稲佐山が見えます。開放感バツグンですね。
南蛮貿易を連想させるインテリアアート。 長崎らしさを演出しています。
ロビーにあるケーキショップ「Grab&Go」のイートイン・テーブル。
7階の一角にある鉄板焼きDe Jima。レストランにつながる通路がガラス張りでキレイでした。
ビルの7階とは思えない緑豊かな庭園。
ウォールアートも長崎っぽい!
チェックインを済ませて客室に向かいましょう!
客室階の廊下の様子です。
プレミアムキングバルコニー・ハーバービュー(36㎡)
今回アサインされたお部屋は・・・
プレミアムキングバルコニー ハーバービュー(36㎡)!
マリオットボンヴォイのプラチナ特典で、海側のお部屋になりました!
おおおお!メチャクチャ質感が高い。デザインが良い為でしょうか?クラスを超える上質さを感じました。
ウェットエリアをスライドスクリーンで仕切った様子です。客室面積は約36㎡ほどですが、充分な広さがあります。
客室は、セルリアンブルーをアクセントに、ナチュラルトーンの落ち着いたインテリアとなっています。インテリアデザインは、久米設計が担当。設計テーマは『長崎の過去を美しく表現すること。
ベッド付近ををアップで見た様子です。
反対側から見た様子です。ホンマにデザインが好みすぎる・・。
ナイトパネルの様子です。USB Type-A・C、2種類の充電ポートがありました。
反対側の様子です。
マルチインターフェース対応のUSB充電ケーブルが備え付けられていたので便利でした。
客室の約7割がバルコニー付き
長崎マリオットの多くの客室にはバルコニーがあるので、客室面積36㎡よりも、さらに広く感じます。
バルコニーの様子です。テーブルや椅子は未設置でした。一部の客室にはガーデンチェアセットがあるみたいです。
客室からの眺めです。手前の建物は立体駐車場の屋上です。その向こうには長崎港のハーバービューが広がっていました。
女神大橋に大型クルーズ客船。メッチャいい眺めです。
最近のトレンドを抑えた室内設備
バルコニー側には、大きなデイベッドがありました。ベッド以外の寛ぎスペースを充実させるのが最近のホテル客室のトレンドです。
デイベッドの様子です。大人1人がゴロゴロ出来る広さがあります。
デイベットの肘掛けには、USB給電ポートにACコンセントが。スマホを充電しながらゴロゴロできます。
インルームダイニングに対応できる大型の丸型テーブル。
リビングスペースはこんな感じです。
ウエットエリアとミニバーコーナー。スライドスクリーン付きで、スクリーンを開けると広々とした印象になります。
ミニバーコーナーの様子です。
ネスプレッソマシンにミネラルウォーターが4本。
スナック類、グラス、カップ類。
冷蔵庫の中はこんな感じです。
ウエットエリア
続いてウェットエリアを見ていきましょう!スライドスクリーンを備えたセミオープンカウンター型の洗面台を備えた、最近流行りのレイアウトを採用しています。
スライドスクリーンを開け閉めすると、こんな感じです。すりガラスのスクリーンなので締めても閉塞感がありません。
洗面台の様子です。かなり広々としています。
アメニティ類はこんな感じです。必要なアイテムはほとんど揃っています。
恒例のドライヤーチェック。長崎マリオットはPanasonicの普及型でした。
洗面台とバスルームの間はこんな感じです。床面がバスルーム内と同じデザインの石材、かつ総ガラス張りなので、内にも外にも広く感じ取れる、デザイン上の工夫が見て取れます。
バスルームの様子です。新しいホテルなのでメチャクチャ綺麗。質感も非常に高い。バスタブは長さがあり、高身長の人でも肩まで使って足を伸ばして寛ぐ事ができます。お風呂はメチャ良かった。
お湯を張るとこんな感じです。
ハンドシャワーとバスアメニティの様子です。
バスアメニティは、イギリスのコスメブランド「ThisWorks.」。
クローゼット、トイレ
続いてはクローゼットを見てきましょう。クローゼットは入口はいって左手(写真左)の鏡張りのところにあります。
内部はこんな感じで、ウォークインクローゼットとなっています。広いです。
セーフティボックスとパジャマ。荷物台がクローゼット内にあり、衣服と1箇所で管理できて便利でした。
トイレはこんな感じでした。
長崎の夜景と夜のホテル
客室のバルコニーから見た長崎市街の様子です。月明かりが綺麗な夜でした。
長崎港側の眺めです。遠くに、ライトアップされた「女神大橋」が見えました。
夜のホテルを少しだけ散策。静まり返ったメインロビー。
広々としています。
コンシェルジュカウンター。
最後は、ライトアップされた長崎駅の様子です。
始めて泊まった長崎マリオットホテル。客室のクオリティは素晴らしく快適そのものでした。さらに、長崎マリオットの良い点は「食事」にあります。エグゼクティブラウンジ「Mクラブ」を含め、次回、宿泊記Part2で、長崎マリオットホテルの食をご紹介したいと思います。↓↓↓ Part2に続く!
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設計のテーマか『長崎の過去を美しく表現すること』が長崎マリオットホテル。
そこには長崎に対する非常に深いリスペクトがあるように思えます。
そして尊敬出来るホテルで長崎来訪時には是非とも宿泊してみたいです。
それに対して大阪につい最近完成したばかりでロング氏が紹介されたホテル(武士の情けで名前は伏せますが^^;)の大阪を安易安直がさつに表現したホテルに私は大阪に対するリスペクトは微塵も感じられませんでした。
やはりそういうホテルには宿泊したいとは思いません。
何事も相手を良く知り尊重する事が大事なんだと思った次第です。
大阪は安直安直がさつな大阪像を断固拒否すべき段階に来たと思います。
大阪は日々新たなり
新たな清新な大阪像を築くために更なる努力をしていきたいと思います。