「Yard miyakojima」2026年4月1日開業へ!「(仮称)宮古島トゥリバー地区2期ホテル計画」の“賑わい施設” 宮古島トゥリバー地区にヒルトン一体型リゾートが誕生!


三菱地所株式会社と鹿島建設株式会社は、沖縄県宮古島市で開発を進めてきた「(仮称)宮古島トゥリバー地区2期ホテル計画」の“賑わい施設”を11月30日に竣工し、施設名称を「Yard miyakojima」に決定したと発表しました。同施設は、隣接する「キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート」とともに2026年4月1日に開業する予定です。

今回の開業により、既に営業中の「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」と合わせて、トゥリバー地区では ヒルトンブランドによる一体型リゾートエリア が形成されます。宿泊・飲食・体験が徒歩圏で完結する“リゾートキャンパス”が誕生し、宮古島の滞在体験を大きく広げる計画となっています。

「Yard miyakojima」の名称に込めた思い

「Yard」は“中庭”を意味し、宮古島の住民、観光客、ホテル宿泊者が分け隔てなく利用できる“島の中庭”のような場所を目指して名づけられています。
キャノピーbyヒルトンが掲げる「地域とのつながり」を重視するブランド思想にも合致しており、両施設が一体となって街区の価値を高める狙いがあります。

施設には中庭や屋上サンセットテラスが整備され、夕景を楽しむ新たな観光スポットとしての利用も期待されています。

8つのショップ・レストランが出店

「Yard miyakojima」には宮古島、沖縄県内、東京都内から計8店舗が出店します。中庭を囲むレイアウトとなっており、食・買い物・体験が一箇所で楽しめる構成です。


<1階テナント>

mueh brewing(クラフトビール/レストラン)


宮古島の水と素材を生かしたクラフトビールを提供するブルワリーです。旅人と地元の人が交流できる空間を目指しています。


Blanquita(アイランドカフェ&スパニッシュ)


ランチの本格パエリアやカフェメニュー、ディナーのシーフードスパニッシュなど幅広い料理を楽しめます。


DOUG’S COFFEE & MART(カフェ&ショップ)


コーヒー、軽食、宮古島限定のお土産を扱い、便利に利用できる店舗です。


SR ice cream coffee Miyakojima(アイスクリーム&コーヒー)


宮古島で手作りされるアイスクリームと自家焙煎コーヒーを提供します。






<2階テナント>

Chinese Restaurant 一凛 宮古


東京の人気店「一凛」グループが新たに宮古島で展開する中華料理店です。地元食材を生かした新しい中華料理を提案します。


 SuiSavon-首里石鹸- ギャラリーショップ


沖縄発のスキンケアブランドで、五感をテーマにした体験型ショップです。


Laboratorio Arcadia(陶芸体験・販売)


洞窟をイメージした空間で陶芸体験ができ、宮古島の海や大地をテーマにした器やアートが並びます。


ALEXIA STAM(アパレル・雑貨)


人気スイムウェアブランドの宮古島店で、限定アイテムも販売されます。

トゥリバー地区に形成される「ヒルトン一体型リゾート」

今回の竣工により、トゥリバー地区には以下の三つの機能が揃います。


  • ヒルトン沖縄宮古島リゾート(フルサービスリゾート)

  • キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート(ライフスタイルホテル)

  • Yard miyakojima(商業・飲食・体験施設)

これらが徒歩圏で結ばれることで、宿泊 × 食 × 体験 がシームレスにつながる“ヒルトン宮古島リゾートキャンパス”が完成します。

キャノピーbyヒルトンのブランドが重視する“街区との一体感”をYardが補完し、ホテル滞在者が自然に地域との接点を持つ設計になっています。
旅程の中で外出や移動が少なくなるため、滞在時間の質向上や滞在日数の増加にもつながる可能性があります。

施設概要


  • 所在地:沖縄県宮古島市平良久貝アゲタ550−7

  • 構造・規模:RC造、地上2階・塔屋1階

  • 敷地面積:8,057.32㎡

  • 延床面積:1,781.70㎡

  • 事業主:三菱地所、鹿島建設

  • 設計:山路哲生建築設計事務所ほか

  • 施工:鹿島・國場・大米 特定建設工事共同企業体

  • 着工〜竣工:2023年8月〜2025年11月

  • アクセス:宮古空港から車で約15分、下地島空港から車で約25分

宮古島観光の“新たな核”として期待

宮古島ではホテル開発は進む一方、観光客が街歩きで滞在を楽しめる場所は限定的でした。今回の一体型リゾートの完成により、食事、買い物、カフェ、体験、サンセット鑑賞などが一箇所で楽しめるようになり、島全体の回遊性向上にも寄与することが期待されています。

三菱地所とヒルトンが共同で整える“島の中庭”は、宮古島観光の新たな集客拠点として存在感を高めていきそうです。

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