藤井寺市民病院跡地が大きく変わる!約30億円で認定こども園・屋内あそび場・健康・防災機能を備えた複合施設、2033年度開業へ




大阪府藤井寺市は、2024年3月末に閉院した市立藤井寺市民病院跡地に、認定こども園や屋内あそび場、健康・交流、防災機能などを集約した複合施設を整備します。

計画規模は地上4階程度、延床約4,500㎡、概算事業費約30億円。2026年度から基本計画・基本設計に着手し、2028年度以降に旧病院の解体や新施設の整備を進め、2033年度の供用開始を目指します。

何ができる?


項目 内容
所在地 藤井寺市道明寺2丁目
敷地面積 約4,170㎡
建物 地上4階程度
延床面積 約4,500㎡
概算事業費 約30億円
主な機能 認定こども園、屋内あそび場、健康・交流、防災、カフェ、図書・情報発信など
開業予定 2033年度
施設には、子育てから健康づくり、多世代交流、防災まで幅広い機能が入ります。1~2階には認定こども園を配置し、1階にはカフェや図書・情報発信、交流スペースを設けます。

2階には健康相談、検診、機能回復訓練、自習室、音楽室などを配置。3階には藤井寺市初となる常設型の屋内あそび場と屋上広場を整備する計画です。4階は平常時に調理・多目的スペースとして利用し、災害時には避難スペースや備蓄倉庫として活用します。

幼稚園・保育所もあわせて再編



認定こども園は単独で新設するのではなく、道明寺南幼稚園、第4保育所、第5保育所を再編して整備します。病院跡地の活用とあわせて、周辺に分散している幼稚園・保育所の機能を整理し、子育て支援や健康、交流、防災機能とともに一つの施設へまとめる計画です。

認定こども園は約1,500㎡、園庭は約750㎡を想定しています。

水害時には上層階を避難スペースに

計画地は、水害時に5~10m未満の浸水が想定される区域にあります。

このため、新施設では高さ10m以上となる上層階を緊急時の避難場所として利用できるようにし、4階には避難スペースや備蓄機能を設けます。普段は地域の交流や活動に使いながら、災害時には避難機能を担う構成です。

約9900万円を計上、基本計画・設計へ

藤井寺市は2026年9月定例市議会に、基本計画・基本設計などに関する費用として約9,900万円を盛り込みました。2026年度分として784万円を計上し、あわせて2028年度までの債務負担行為として9,110万4,000円を設定。業務には地盤調査も含まれます。

予算案が可決されれば、年内をめどに委託先を選定する方向で、プロポーザル方式による発注が検討されています。2026年8月に策定した基本構想をもとに、今後は施設配置や規模、設計条件などを具体化していきます。

2028年度から解体・建設、2033年度開業へ



今後のスケジュールは次の通りです。
年度 予定
2026年度~ 基本計画・基本設計
2028年度~ 旧病院解体、実施設計、本体工事
2033年度 供用開始予定
事業手法については、設計・施工を一括発注するDB+O方式と従来方式を比較検討します。

また、道明寺4丁目にある旧医師公舎跡地約391㎡については、民間事業者から活用提案を求めます。複合施設と連動した活用が見込めない場合は、売却や賃貸も検討します。

病院跡地を複合施設へ再編



今回の計画では、2024年3月に閉院した市民病院跡地に、認定こども園、屋内あそび場、健康・交流、防災機能などを備えた複合施設を整備します。

あわせて周辺の幼稚園・保育所も再編し、2026年度から基本計画・基本設計に着手。2028年度以降に解体・建設を進め、2033年度の供用開始を予定しています。




出典

  • 藤井寺市「藤井寺市病院跡地活用基本構想」
  • 藤井寺市「藤井寺市立幼稚園・保育所再編実行計画」
  • 日刊建設工業新聞(2026年9月25日)
  • 建設通信新聞(2026年8月25日)

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