JR岸辺駅はJR 京都線の駅で、大阪駅から12分(10.0km)、京都駅から29分(32.8km)の位置にあります。以前から橋上駅舎化工事の様子を追跡取材してきましたが、2012年3月17日より橋上駅舎の供用が開始され岸辺駅は面目を一新しました。今回は、前回見られなかった南北自由通路と北口を中心にご紹介して行きたいと思います。
【過去記事】
→JR京都線-岸辺駅橋上駅舎化 12.04
→JR京都線-岸辺駅橋上駅舎化 11.12
→JR京都線-岸辺駅橋上駅舎化 11.10
→JR京都線-岸辺駅橋上駅舎化 11.06
→岸辺駅橋上駅舎化 11.04
→岸辺駅橋上駅舎化 11.02
→岸辺駅橋上駅舎化
■追跡取材リスト
新装なった岸辺駅の橋上駅舎の様子です。写真は北口から見た様子です。薄青色のガラス張りの壁面はガラスの面積が大きく、白色の屋根と合わせて浮遊感を感 じるデザインとなっています。前広場からのデザインは、千里丘陵に点在していた小規模集落と丘陵の山なりを屋根形状で表現しているそうです。
上下エスカレーターにEV設置されており、バリアフリー化が進められていました。
上下エスカレーターの壁面は全体がガラス張りとなっており、日の明かりを通す膜天井と合わせて非常に明るい印象です。
北口側の線路沿いには、こんな感じで緑道が整備されています。
さて、こちらが南北自由通路の様子です。南北自由通路の全長は約110m、幅約6mで、整備された北交通広場と橋上駅舎を結んでいます。
南北自由通路の真ん中は通路幅が若干広くなっており、広場的な空間となっています。
そして、こちらが南北自由通路から見た、吹田貨物ターミナル駅の様子です。吹田貨物ターミナル駅は、大阪駅に隣接する梅田貨物駅の分散移転先として、吹田操車場跡に建設されている貨物ターミナル駅です。
反対側(新大阪方面)の様子です。
橋上駅舎までやってきました。「北口」の案内サインの所が、前回工事中で行き止まりだった箇所です。
改札内コンコースの様子です。前回の取材時とくらべるとサイン類の取り付けが完了し、コンコース内が若干華やかになりました。
1・2高槻 京都方面、3・4新大阪 三宮方面とかかれたサインパネルがカッコイイです。
最後はホームから見た、橋上駅舎駅舎の様子です。ホームを照らすダウンライトにLED照明が採用されている所がイマドキの駅といった感じですね。橋上駅舎の供用開始からそんなに時間は経っていませんが、利用客の方々は涼しい顔で当たり前の様に駅舎を行き来していました。
新装なったJR京都線-岸辺駅。岸辺駅の橋上駅化工事は、吹田貨物ターミナルの整備計画の一環として工事が進められおり、梅北(北ヤード)2期計画ともリンクしています。そう思うと、なんとも感慨深いものがあります。吹田市のHPに掲載されている「東部拠点のまちづくり計画」を見ると、北口の駅前にシンボルタワーを建設する青写真が描かれていました。まだ先の話かもしれませんが、これからの計画の進展も楽しみですね。
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リンク先が404・・・
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それにしても綺麗になりましたね。
同じ橋上駅舎でも、古い茨木や摂津富田はもちろんのこと比較的新しい千里丘と比べても雲泥の差がありますね。
京阪神間の駅の橋上駅舎化もほぼ完了なので、今後は古い橋上駅舎のリニューアルもお願いしたいものです。