JR総持寺駅は、JR神戸線に設置された甲南山手駅やさくら夙川駅と同様の島式1面2線の形状で、駅舎は高架・盛土の下に設けられます。新駅のホームを設置する為に、既存の線路が左右にそれぞれ移設、複々線の真ん中に新駅の用地を捻出しました。また、安全対策として近畿圏では初となる「二重引戸式の可動式ホーム柵」が設置されました。
【過去記事】
→JR総持寺駅前に約40階建て、高さ約140m、総戸数約450戸のタワーマンション計画が浮上!商業施設はビエラ総持寺?
→JR総持寺駅の開業は2018年3月17日!JR京都線の茨木駅-摂津富田駅間に設置される新駅の状況17.12
→(仮称)JR総持寺駅・JR京都線の茨木駅-摂津富田駅間に設置される新駅の状況15.11
→JR京都線の茨木駅-摂津富田駅間に設置される新駅(仮称)JR総持寺駅の状況14.12
→JR京都線:茨木?摂津富田駅間に新駅設置を検討
そして!これがJR総持寺駅に設置された2重引き戸式ホームドアです!!開口部が約3.3mと広く真横から見ると可動部ばかりに見えます。
可動部のアップです。定位置停止装置:TASC:Train Automatic Stop-position Controller)が設置されていない為、開口部が大きく取られています。
近くで見た様子です。透明箇所が広いので、ホーム上が明るく開放的に感じる副次効果が出ています。
2重引き戸のアップです。
ホームドアユニットに取り付けられたピクトグラムの様子です。
ホームドアが動作する様子を順番にご紹介。まずドアユニットから可動部がせり出し始めます。
同時に内側の引き戸もせり出し始めます。上手く作られていますね〜。
外側、内側のドアが同時に動くので開口部が広くても、ドアの開閉時のタイムロスは最小限に抑えられています。
ホームドアがしまりました!お見事です。
動画も撮影してきました。開口部が広いですが、2重引戸のギミックによりタイムロスが少なくなっています。
JR総持寺駅に設置された2重引き戸式のホームドア。JR京都線は快速電車も高速で走行、通過するので総持寺駅での安心感はホームドアの効果を身をもって体験する事が出来ました。
ホームドアも進化してるんですね。
これからもどんどん設置駅が増えていって欲しいです。
これおそらくメトロ東西線九段下駅に設置されてるものと同じですね。黒くてなかなかカッコイイ。