【2020年度末完成】大和西大寺駅南北自由通路等整備工事ー自由通路本体工事がついに着工!


近鉄大和西大寺駅は、奈良市中心市街地の近鉄奈良駅や、大阪、京都、橿原方面を結ぶ、観光、通勤における奈良市最大の公共交通機関の結節点である一方で、大型商業施設を有する居住エリアを駅、軌道が横断している状況です。西大寺駅の乗降人数は1日約47,000人で、地下通路と踏切の歩行者は1日約2,800人となっています。

奈良市と近鉄は軌道によって分断されている駅の南北を結ぶ自由通路整備工事を進めており、2017年11月から工事に着手し、2018年2月には北側駅前広場の仮整備工事を終え、7月からは仮駅舎での供用を開始、9月末に旧北側駅舎の解体が終わりました。併せて桁の作製に着手、12月には長野県内の工場で仮組立検査を実施、検査合格後に運搬し作業ヤード内で本組立てを行います。現在の軌道敷内での基礎工事の後、1月下旬から自由通路本体の橋脚建方工事を、2月末から4月にかけて桁架設工事を行う予定となっています。

 

【出展元】
大和西大寺駅自由通路整備等工事のお知らせ
近鉄大和西大寺駅の自由通路本体工事の開始について(平成31年1月30日発表)
いよいよ開始!近鉄大和西大寺駅の自由通路本体工事

アリー my dearさんから情報をいただきました、ありがとうございました!

 

 

 


大和西大寺駅整備計画の詳細図です。南北自由通路の整備、既存駅舎への接続工事、南北駅前広場の整備など、かなりの規模の工事が行われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

工事内容 自由通路(歩行者専用道路)
【桁長】75.5m(階段除く)
【有効幅員】  通路部分6m、階段部分2.4m
【機能】  駅の南北に階段を各2ヶ所、エレベーターとエスカレーターを各1基ずつ設置。自転車の通行(乗車は不可、移動は手押し)もエレベーターを介して利用することが可能。

 

 

 

 


北口駅前広場の完成イメージです。

 

 

 

 

 


南口駅前広場の完成イメージです。