今回は本州最南端の南紀白浜空港をご紹介したいと思います。南紀白浜空港は、和歌山県白浜町にある空港で和歌山県が設置・管する地方管理空港です。ジェット化を図る為、1996年3月に旧空港の東側の隣接地に1800mの滑走路を持つ新たな空港が開設され、その後、滑走路は2000mに延長されました。定期便は、日本航空の羽田便が1日3往復就航しています。
空港ターミナルビルは鉄骨造2階建(一部3階建)、建物高15.2mで、建築面積は3883.88m2。屋根は白浜の海をイメージする波形をしており、カーブサイドには南国をイメージした全面ガラスのカーテンウォールが採用されています。
車寄せ付近の様子です。
チェックインカウンター付近の様子です。小さいターミナルビルですが2層吹き抜けの開放感のある造りとなっています。
2階出発ロビーに向かうエスカレーターの様子です。
1階到着ロビー付近の様子です。
2階からチェックインカウンター付近を見下ろした様子です。
2階の様子です。
出発便は東京(羽田便)のみです。
撮影ポイント変えて。空港ターミナルビル付近の様子です。
さらに撮影ポイントを変えて、隣接する丘の上にある「スカイマーク」から見た様子です。
最後は引き気味で見た空港全体の様子です。丘陵地の尾根に造成された広大な空港は、まるで巨大な航空母艦の様に見えました。
羽田から白浜へ1時間ちょっと、大阪からは最速の特急電車で2時間40分。パンダと温泉、南紀観光の中心地へは、首都圏からの方が便利です。東京へ来る外国人観光客も大阪を経由しないで白浜へ直行し、世界遺産の熊野などへ行くようになるやもしれません。
紀勢線のスピードアップや、高速道路の4車線化、伊丹・関空からのコミュータ運航が必要になるのではないでしょうか?