サントリーホールディングス(株)は、2015年5月、グループの基盤研究、技術開発の機能を集約した新しい研究開発拠点「サントリー ワールド リサーチセンター(SWR)」を設立しました。
SWRは、世界的な研究機関が集積している「けいはんな学研都市」(京都府・精華町)に建設した研究開発拠点で、これまで3ヵ所に分散していたサントリーグループの拠点を集約したものです。
サントリーウエルネス(株)健康科学センター、サントリービジネスエキスパート(株)安全性科学センター、サントリーグローバルイノベーションセンター(株)、公益財団法人サントリー生命科学財団 生物有機科学研究所が、「健康科学」「微生物科学」「植物科学」「水科学」「環境緑化」といった領域で世界最先端の研究を行い、国内外に活動を広げるサントリーグループの研究開発を牽引していく施設となります。
【出展元】→Suntory World Research Center
→サントリーワールドリサーチセンター
→http://www.kenchikushikai.or.jp/data/rengokai-sho/2016/yushu-1.pdf
名称:サントリー ワールド リサーチセンター(Suntory World Research Center)
所在地:京都府相楽郡精華町精華台8丁目1-1
階数:地上4階、屋上1階
構造:鉄骨造
主用途:事務所
敷地面積:49,150.58㎡
建築面積:7,905.57㎡
延床面積 :23,332.83㎡
建築主:サントリーホールディングス
設計:竹中工務店
施工:竹中工務店
着工:2014年05月
竣工:2015年05月
総工費:約100億円
サントリー ワールド リサーチセンターは同社グループの企業理念「人と自然と響きあう」を表現するため、“水”“緑”“土”をモチーフにした建築デザインと開放的でオープンなスペースを実現し、自然エネルギーを活用した環境配慮型設備を導入しました。また、会社間、部門間の垣根を超えた共同研究や、外部機関や海外とのコラボレーションなど「知の交流」を積極的に促進しながら、新しい価値の創出に取り組んでいます。
南西側から見た様子です。敷地境界にバリアを設けず、四季の移ろいを感じて親しみやすいランドスケープ、積層されたオープンエリアにテラスやヴォイドを挿入し、発散と集中を促す流動的で心地よい立体的ワークプレイスによって、融通無碍な建築のあり方を追求しました。
南側から見た様子です。
最後はメインエントランス付近から見た様子です。
けいはんなに研究所を作ったことは、サントリーが登記だけの関西企業ではなく、本当の関西の会社だと実感できた出来事です!
けいはんなに大きなインパクトを与えたこたは間違いないです!
サントリーという100%出資の施主が自由にやっていいよという中でこれでしょ。柳澤孝彦さんが去ったあとの竹中工務店てどんだけデザイン力失ったん?もしくは日本の法規制が厳しいて話?