イギリス・イスラエルのデザイナーで建築家のロン・アラド(Ron Aradは)、テルアビブに「氷山にインスパイアされた」オフィスタワーを完成させました。イスラエルのナハラート・イッツァーク地区に位置するToHAタワーは28階建てで、建物の中央に向かってステップアウトし、屋上の前に戻ってくる形状をしています。
【出展元】
→Ron Arad
ToHAは1階の屋外広場の上にある3本の脚で建物を支えています。「床との接触を最小限に抑え、これまでにない最小の設置面積を実現するという考えだったので、建物は中心に向かって成長しなければなりませんでした」「公園用の土地がないにもかかわらず、街に新しい公園を作ることができるように、最小のフットプリントで地球に触れたいという願望がありました」とアラド氏は語りました。
設計は、さまざまなサイトの制約を克服し、日除けを最大化すると同時に、オフィスの床板内のすべての机に自然光を取り入れることを目的として設計されました。最小限の設置面積で、氷山の形をした建物は、テクニカルプラントを含むスリムなコア構造の上に高くなっています。
10,000のさまざまな形状に加工されたデクトンの作品は、スペインのcosentino本社で製造され、切断されてから、テルアビブに海上輸送されました。内部には、30メートルの大きなアトリウムがロビーと集会の場として機能しています。7階から始まるオフィスからは、市街と中央に位置する中庭の景色を楽しめます。インテリアは明るい床、白い壁、濃い縦長のパネルで覆われた特徴的な壁が特徴です。フロアプランは様々で、一つとして同じものはありません。柔軟なフロアプランは、オフィスのテナントに応じてカスタマイズできるように設計されており、1社で入居することもできますし、最大7社のテナントが1フロアを共有するために分割することもできます。
このブログでたくさんの海外の建築物を見せていただきました。すると、大阪で計画、建築中のビルが平凡すぎて、ますます残念に思うようになりました。うめきた二期も中之島の新美術館もみんなスケールが小さく、斬新さに乏しく、都市景観を高めようという意欲が感じられません。「こういうのが梅北に建ったら」「こんなのこそ臨海部にふさわしい」と思いながら読んでいます。
氷山にインスパイアされた高層ビル・・・発想が非常にユニークで、おもしろいと思いました(^o^)