先日、金沢の自宅に帰った時に息子を連れて「こまつの杜」に行ってきました。コマツの杜は世界的な建機メーカーの企業博物館でチビっ子が食付きそうな働くクルマに触れる事が出来る体験型の施設です。今回のお目当ては、
世界最大級のダンプトラック「930E」
南米チリのロス・ペランブレス銅鉱山で実際に使用されていた機体で日本ではこの1台しか実機はありません!
【公式HP】→こまつの杜
ウォッ!デカっ!!あまりの巨大さに笑いが込み上げてきました。写真奥に写っている男性と930Eを比べてみてください!930Eのスペックですが、定格出力 2,014kW、最大積載量 296,728kg、最大車体重量 498,960kg、最大速度 64.5km/h、車両価格は5億円。
アフリカ象(約6t)なら50頭、力士(約180kg)なら1650人、小学生(約40kg)なら7400人乗せれます。小松市内の小学生全員をコレ1台で運ぶ事が出来る(重量的に)そうです。
正面から見た930Eの様子です。運転席はビルの3階に相当する高さがあるそうです。見学者は写真右側の階段を登って運転席に向かいます。
930Eのコックピットの様子です。以外にシンプルで拍子抜けしました。それもそのはず、930Eは高精度GPS位置情報システムやミリ波レーダー、光ファイバージャイロといった先端技術を組み合わせたユニットが登載されており、中央制御室からの指令で無人運用されているそうです。2歳半の息子は930Eの運転席に座って夢中でハンドルを握っていました(^^;
タイヤはブリヂストン製、建設・鉱山車両用タイヤ53/80R63 VRPS (通称ORタイヤ)を採用。外径:3,828mm、総幅:1.304mm、溝深さ:110.0mm、重量:4.860kgのサイズです。
このタイヤ、1本600万円するそうです。930Eには6本のタイヤが付いるのでタイヤ代は合計3600万円となります。
タイヤの外径は約3.8mもあります。このタイヤ1本で、
スペースシャトル1機分にあたる約80tを支える事が出来ます。
この日はベッセル(荷台)が上がっており、こんな写真を撮る事が出来ました。ベッセルは約1分でこの状態まで上げるそうです。
930Eの下をくぐるとこんな感じ。人間の大きさと比べると930Eの大きさが実感出来ると思います。
真下から930Eを撮影。うーん、ダンプトラックと言うよりは、モビルアーマー的な何かに見えてきた・・・。
こまつの杜に展示されている930E。石川県に訪れる事があれば一度足を伸ばしてみてください。働くクルマに興味のあるチビっ子は大興奮間違い無しです!
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来月、金沢に行くので寄ってみようかな。
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この手のダンプは、日本よりはどちらかというとアメリカなど、海外の工事現場や採石場などで見られるタイプですよね。
それにしても、なにもかもすべてが巨大・デカい! 息子さんもさぞかし大興奮だったのではないですか?
私はまだ実物を見たことがありませんが、実際に目の当たりにすると自分も童心に帰ってあちこち触れたりしてしまいそうです(^。^;)
コマツは日本が世界に誇れる企業のひとつだなと、あらためて感じました。