レクサス「LX570」は、同ブランドのSUVラインアップのフラッグシップモデルで北米・中近東・ロシアを中心に海外で販売を拡大してきたラグジュアリーSUVです。今回、デザインや走りなど飛躍的進化を遂げた新型「LX」導入を契機に、3列シートのラグジュアリーSUVとして、日本でも販売することになりました。グレードはLX570のみの1ラインで価格は1,100万円。レクサス車の中でも高価なモデルです。
「LX570」は、力強さとラグジュアリーが融合した内外装に、オートエアコン、ステアリングヒーター、運転席・助手席・セカンドシートのシートヒーター・シートベンチレーションの各機能を一括して連動・作動させられる先進の空調システム「レクサス クライメイト コンシェルジュ」を世界初搭載。降車時に自動で車高調整を行う「乗降モード」など、乗員の快適性に配慮した機能を標準装備しています。
「LX570」のパワーレーンは、V型8気筒5.7リッター。量販された国産乗用車では過去最大級の排気量です。動力性能は最高出力が377馬力(5,600rpm)、最大トルクは54.5kg-m(3,200rpm)で8速ATを採用しています。この巨大なエンジンで2,720kgにもなる巨大なボディをグイグイ引っ張ります。
リアの様子です。確かに力強さの中にも上品さが漂うデザインとなっています。
フロントグリルはもちろんスピンドルグリルを採用。ベースの形は糸巻き型ですが、他の車種とは大きく異るデザインとなっています。
ド迫力のスピンドルグリル。それでいて下品さが感じられない所がいい感じです。
インテリアの様子です。特にインパネ周りは、最近のモデルに比べると若干古さを感じるコンサバ系のデザインです。
助手席側から見た様子です。センターコンソールが太い・・。
リアシートの様子です。なんとリアモニターが2面装備されているではありませんか!飛行機のファーストクラスの様な雰囲気ですね。
ついに国内に導入されたLX。1グレード1100万円の高額モデルの為、メーカーの月間販売目標台数は50台と、かなり控えめな目標となっていますが、9月14日の発売から1カ月にあたる10月14日時点で約2,000台!の受注があったとの発表がありました。1100万円のモデルが2000台・・・。凄いとしか言いようがありません。全長5m超え、全幅2mに迫るこの巨大なクルマは、車体価格の高さに加え、その大きさからも乗り手を選ぶクルマと言えそうです。