先日お伝えした電話ボックス型の個室型ワークスペース『テレキューブ』。首都圏では設置されている施設がチラホラありますが、関西では「阪急ターミナルビルの1階エントランス」に初めて設置されました。2020 年3月9日(月)から運用が始まったので速攻で利用してきました。予約状況から見て僕が利用者1号・・もしくは2〜3号ぐらいだと思います。
予約方法はこんな感じ
iPhoneはアプリをダウンロード、Androidはchromeブラウザにアクセス。まずは会員登録を行います。
【テレキューブ】→https://space.telecube.jp/user/login
会員登録を済ませたらログインして使いたいテレキューブを探します。
阪急ターミナルビルのテレキューブを選択。詳細・予約をタップ。
日付時間を選んで予約。15分単位で予約出来ます。この予約画面が曲者で、上の時間を選択しても予約出来ない、タップしてもしばらく反応しない事が多かったです。何回かタップすると、選択時間がブルーになり予約する事が出来ました。ここは要改善点です。
予約画面で若干イライラしましたが、なんとか予約完了。さらにここも曲者で、本日は前の仕事が長引いたので、昨晩の予約をキャンセルして、再予約しようと思いましたが、予約のキャンセルができず、30分を無駄に消費しました。。。予約利用時は予約後10分までしかキャンセル出来ません。
テレキューブを使ってみた!
それでは、実機をジックリ見て行きましょう!ボックスの左上に空室サインがありますが、初日は未点灯でした。
予約を済ませてあるので、いきなり使ってみます。まずは小さなタッチモニタにタッチします。
QRコードが表示されました。テレキューブのアプリを起動→QRコードリーダーを起動させ読み取ります。
読み取り完了!瞬時にテレキューブの鍵が開きました。
予約内容が通知されました。
Please come in.!小さな個室が目の前に現れました。
1人が座って作業する、シンプルを極めた様なスペースです。
座席と足下周りはこんな感じです。背もたれが低いで長時間滞在してガッツリ仕事・・といった感じではありません。
デスクはこんな感じ。13.3インチのモバイルノートPC+A4サイズの書類を広げても余裕があります。必要にして十分な広さだと思います。
注意事項各種です。室内での飲食は禁止なのでコーヒーを飲みながら・・・はNGです。もちろんタバコもダメです。
デスクの左側にエアコンの吹き出し口がありました。向きを変える事が出来ます。
エアコンの操作パネルはデスクの左下にあります。電源ボタンを3秒長押しするとエアコンの電源が入ります。
デスクの左端には傘立てがありました。細かい工夫だと思います。
コンセント付近の様子です。2.4AのUSB給電端子があります。
天井はこんな感じ。LED照明がかなり明るくデスクを照らしてくれます。
関西1号機となったテレキューブ「阪急ターミナルビル1階エントランス」。初日は告知が行き渡って居ないため稼働率は低い様子でした。
使ってみた感じですが、予想以上に遮音性が高くプライベート感があり驚きました。また執務環境的にも集中して仕事に取り組めそうな空間作りがなされていました。飲食不可、収容人数が少ない、WIFI未設置といった要素があるので、既存のコワーキングスペースとは棲み分けが出来ると思います。
テレキューブが普及するには、多くの人々に「思いついた時に使える」事が重要だと思います。その為には利便性の高いターミナルやビジネス街の駅、新幹線・空港・バスターミナルなど、隙間時間が発生する場所等に沢山設置するのが良いのではないでしょうか。個人的には新大阪駅、Osaka Metroの梅田・淀屋橋・本町などに設置されると、いろいろ助かりそうです。
漫画喫茶で代用できそうな?
こういうのが増えると便利になりそうですね…
あと、写真に写っている注意事項を読むと「お食事・飲酒・喫煙」が禁止とあるので、アルコールでない飲み物は持ち込めそうにも読めたのですが、規約上ダメなんでしょうかね?
外でノートPCを確認するときにコワーキングスペースは月極も多く、ドロップインできる場所を探す手間を考えるとこういう設備は助かります
主要駅にもっと広がってくれるのを期待します。
JR東が似たようなモノを導入してましたね。1基のもありましたけど2~3基あって、恥ずかしくない感じでしたが、場所によっては手前にパーティションがあったり、1基の場合横を向いていた気がしますが、今はどうなんでしょう? こんな感じでポツンと1基だと何だか凄く恥ずかしい気もしますが、デモありがとうございます。