関西エアポート社は2025年10月25日付けのニュースリリースで、関西3空港(関空・伊丹・神戸)の2023 年度上半期(4-9 月)の利用状況を発表しました。
発着回数については、2023年 4月に日本政府の水際措置が終了したことで復便が進み、国際旅客便の発着回数は 43,311 回(前年度比 691%、2019 年度比 60%)となりました。国内線は、神戸空港が 17,252 回と年度上半期として過去最高を記録。また、国内線3空港合計が 111,568回と、同期間において過去最高を記録しました。※これまでの過去最高は 2022 年度上半期の 111,337回
国際線貨物便の発着回数は 11,140回 で、前年度比 80%と前年度を下回ったものの、2019 年度比においては 160%と依然高水準を維持し ています。
【出典元】
→関西国際空港・大阪国際空港・神戸空港 2023 年度上半期(4-9 月)利用状況
国際線旅客数は 8,393,355人で、特に外国人旅客数の増加が顕著で 2019年度比 66%と急速に回復が進みました。 国内線旅客数は、神戸空港における旅客数が 約173万人と年度上半期として過去最高*を記録するなど堅調に推移しており、3空港合計の旅客数は12,581,879人となり、2019 年度比 92%まで回復しました。
関空の2023年 9月利用状況を見ると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は、2,101,187人(前年同期比+222%) でした。そのうち国際線は1,494,602 (前年同期+903%)、外国人が1,114,589人 (+1397%)、日本人が367,789 (+396%)で、最近の円安の影響を受け旅行費用が以前に比べて高くなっている事から、日本人旅行者の回復が遅れています。国内線は関西空港は606,585人 (+21%)、伊丹空港:1,215,998 (+24%)、神戸空港:296,352 (+16%)で堅調に推移しています。
関西3空港(関空・伊丹・神戸)2023 年度上半期(4-9 月)利用状況
関西空港 | 伊丹空港 | 神戸空港 | 総合計 | |
発着回数(回) | 80,167 | 69,306 | 17,252 | 166,725 |
国際線 | 55,157 | 55,157 | ||
国内線 | 25,010 | 69,306 | 17,252 | 111,568 |
航空旅客数(人) | 11,855,666 | 7,389,603 | 1,729,965 | 20,975,234 |
国際線 | 8,393,355 | ー | ー | 8,393,355 |
うち日本人 | 1,732,802 | ー | ー | 1,732,802 |
うち外国人 | 6,586,637 | ー | ー | 6,586,637 |
国内線 | 3,462,311 | 7,389,603 | 1,729,965 | 12,581,879 |
貨物量(t) | 365,050 | 41,789 | ー | 406,839 |
国際線 | 359,872 | ー | ー | 359,872 |
国内線 | 5,178 | 41,789 | ー | 46,967 |