本日の日本経済新聞Web版の報道によると、現在建設工事が進む阿倍野橋ターミナルビルタワー館に米高級ホテル「マリオット」の進出が決定したそうです。ホテルは客室数376、延べ床面積約32,000m2となる大規模なホテルとなります。マリオット・ホテル&リゾートの大阪、関西への進出は今回が初です。
※今回の情報は読者の茨木市民さんに教えて頂きました、ありがとうございました!
【過去記事】
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.06
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.05
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.04
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.03
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 11.02
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 10.12
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 10.10
→阿部野橋ターミナルビル タワー館 10.03
→阿倍野歩道橋 09.07
→阿部野橋ターミナルビル旧館建替事業
→近鉄阿部野橋店立て替え
■追跡取材リスト
名古屋駅直上に入居する名古屋マリオットアソシアホテル(写真左)
マリオット・ホテル & リゾートを運営するマリオット・インターナショナル (Marriott International) は、世界約70か国・地域に3600軒の宿泊施設を展開するメジャーブランド。日本国内では、名古屋駅のセントラルタワーズにある名古屋マリオットアソシアホテル(高級)、コートヤード・バイ・マリオット東京銀座ホテル(中級)、高級リゾートホテルとして、ルネッサンス サッポロ ホテル、ルネッサンス リゾート オキナワ、オキナワ マリオット リゾート&スパ、ルネッサンス リゾート ナルトなどを展開しています。
なお、超高級ホテルとして名高いザ・リッツ・カールトンもマリオット・インターナショナルのホテルブランドの1つですが、他のマリオットのブランドとは一線を画した独自の運営を行っている様で、日本のオフィシャルサイトにはリッツの記述はありません。
高層階に入居するホテルが決定した阿倍野橋ターミナルビルタワー館。当初アジア系の高級ホテルが入居すると噂されていましたが、 結果として米国系のマリオットの進出が決定しました。今回の報道にある、21フロア、客室数400のホテルの規模を見ると、先に噂に上がっていたアジア系の高級ホテル「シャングリラ」や「マンダリン」では進出が難しかったのかもしれませんね。
外資系高級ホテルの進出が相次ぐ大阪。昨年オープンしたセントレジスホテル大阪を皮切りに、グランフロント大阪にインターコンチネンタル、阿倍野橋ターミナルビルにマリオットの進出が相次ぐ事になり、これから既存のホテル群を合わせた各ホテル間の熾烈な競争が始まります。先に勃発した大阪流通戦争と同じく、各ホテルが健全な競争によりハードやサービスが洗練されて行き、大阪のホテル全体のレベルアップが図られる事を期待したいと思います。




