シャープが営業・開発部門の一部をあべのハルカス(ABENO HARUKAS)に移転!

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近鉄大阪線の俊徳道駅から見た、天王寺・阿倍野方面の様子


本日の産経関西によると、近鉄が平成26年春の開業を目指して建設を進めている超高層複合ビルあべのハルカス(ABENO HARUKAS)に、 シャープが営業・開発部門を一部移転す る計画を伝えていました。シャープは関西国際空港からの交通アクセスがよく、ホテルや百貨店を内包するあべのハルカス(ABENO HARUKAS)のオフィスを、主に海外顧客との接点として活用する方針の様です。ただ、シャープは現在の本社が同社にとって歴史的な土地でもあり、全面移転には難色を示しているそうです。






シャープ 事業の一部を移転 26年開業の近鉄阿部野橋ターミナルビル
【引用元】→産経関西HP2011年8月25日

近 畿日本鉄道が平成26年春の開業を目指して建設を進めている超高層複合ビル「阿部野橋ターミナルビルタワー館(仮称)」(大阪市阿倍野区)に、 シャープが営業・開発部門を一部移転する計画が24日、明らかになった。同ビルが関西国際空港からの交通アクセスがよく、ホテルや百貨店なども入ることか ら、海外から訪れる取引相手との商談に便利なためだ。

 同社は液晶パネル生産で台湾企業と提携するなど、円高が続く中でコスト競争力確保のため、海外展開に注力。営業や商品開発も海外向けに軸足を移す必要性が増しており、同ビルを海外顧客との接点として活用する方針。

 近鉄から同ビルへの本社機能移転を持ちかけられたシャープは平成22年6月の株主総会で、移転の検討を明らかにした。現在の本社(同区)が大正13年に東京から移った歴史的な土地でもあり、全面移転には難色を示している。

 同ビルは地上60階、地下5階で、日本一の高さ300メートルを計画している。オフィス部分は中層階(17・18階、21~36階)に入り、1フロアは約2400平方メートルとなる予定だ。

 近鉄百貨店阿倍野本店が入るほか、米マリオット・インターナショナルと提携し、「大阪マリオット都ホテル」(客室数376)を開業する。近鉄では「1つのビルで商談、食事、宿泊、買い物を完結できる」とメリットを強調している。