うめきた広場は、 JR大阪駅北口の真正面に設けられる広さ約10,000m2の駅前広場です。大阪北口広場は建築家安藤忠雄氏がデザイン監修として参画しており、水都大阪を発信する水景や並木・大規模な緑地を確保し、風格と界隈性を兼ね備えた憩いの空間が創出されます。水都大阪をイメージし 、カスケード等の水景施設や 緑(いちょう・けやき等)を整備するほか、広場中央には「 霧の彫刻家」として活躍する アーティスト・中 谷芙二子氏監修による「人工の霧」(ミス ト演出装置)を設け、ヒート アイランド現象の 緩和を図ります。また、約500個のLE D照明による光と音の演出と あわせて幻想的な 風景を演出し、昼夜を問わず、居心地の良い空間・時間が提供されます。
ノースゲートビルディングから見た、うめきた広場の様子です。R大阪駅・ノースゲートビルディングとグランフロント大阪・南館を接続するペデストリアンデッキほぼ完成状態です。南館の入り口には、地下 1階から地上7階、高さ約43mにおよぶ白色のシンボル的な柱があり、この柱はウィッシュ ボーン=Wish Boneと名付けられました。
この柱の形状は、まちの玄関口に位置しお客様を出迎える場所として、 このまちから始まる新しい世界観や先進性、将来性を表現しデザイン化したも ので、南館5階の二股に分かれたこの柱の下をくぐりぬけた人々の願いが叶う「希望の柱=Wish Bone」という思いが込められています。

うめきた広場をアップで。前回の取材時と比べると、相当工事が進んでおり、広場の完成時の姿がようやくイメージ出来る様になってきました。

続いて、ノースゲートビルディングから見下ろした、うめきた広場の様子です。写真真ん中に見える建物はうめきたSHIPです。うめき たSHIPは、うめきた広場に面したシンボリックなデザインが特徴的な 2 階建ての建物で、停泊する船をイメージしています。1階には、カフェ「GARB Monaque(ガ ーブモナーク)」が出店。2階には、広場に向かって開かれた 開放感のある デザインが特徴の約270m²の多目的ホール「うめきたSHIP HALL」が整備されました。象徴的なロケーション、デザインを活用して、広場と一体的な利用のほか、展示会やセミナー等の多彩なイベントを開催し、広場と合わせて新しい文化の発信拠点となります。

うめきた広場の北側に広がる人工池の様子です。何だか美術館の様な雰囲気ですね。

今度は、時間を変えて地上から見た、夕刻のうめきた広場の様子です。こちらは広場の北端の歩道側から見た様子です。新たに植栽されたいちょうがメチャクチャ立派で、いきなり御堂筋なみの並木が出現していました。

こちらは、ヨドバシ側から梅北広場越しに見たノースゲートビルディングの様子です。
※写真はすべて敷地の外から、ハイアングルで撮影しました。

手前の様子です。人工池が各所に張り巡らせてあり、水の都大阪をイメージさせる景観が出来上がりつつあります。

こちらはうめきた広場・北側の人工池越しに見た、ノースゲートビルディングの様子です。うーん、良い感じになってますよ!!

最後は、うめきた広場の完成後は定番の撮影ポイントになりそうな場所からパチリ。完成に向けて工事が終盤にさしかかっている、うめきた広場。工事現場を除いてみると新しい都市景観が生まれつつある事が実感出来ました。グランフロントとノースゲートビルディングの組み合わせが新世代の大阪・梅田のイメージを確立する事になりそうです。



